アルカトラズからの脱出 「やっぱり脱獄は穴を掘らないと!」 | 映画と音楽のある生活

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  クリントイーストウッドといえばダーティハリーだけど、こんな作品にも主演していたのですね。サンフランシスコ沖に実在した通称「ロック」から脱獄に成功した実話を基にしているとのこと。

 現在では観光名所となっているそうで、「ダーティハリー3」のアクションの舞台となっおり、知っている人はニヤリとすると思う。

 ストーリーは、脱獄を繰り返してアルカトラズ送りになった主人公が、男色の大男に言い寄られたり、冷酷な所長の仕打ちに耐えながら最後は脱獄に成功するというもの。実際に逃げ延びたか、海の藻屑となったか、ラストははっきりさせていない。

 見ているとTVシリーズの「プリズン・ブレイク」とよく似ていると思った。通風孔から穴を掘り、ダクトを抜けている様子などが当作とそっくりだ。

 また、主人公が男色に言い寄られたり、壁に穴を掘る設定等は、脱獄物の名作「ショーシャンクの空に」とも似ている。でも、ストーリーや結末は「ショーシャンクの空に」の方がはるかに優れていると思った。

 確かに米国の脱獄は、「大脱走」の昔から「穴」を掘るものらしい。

                         NHKBSで視聴