あんまり好きではないけれどアメリカンコミックのヒーローを集合させた「マーベルシリーズ」は公開の都度ヒットしている様です。
当初、半信半疑で見た「キャプテンアメリカ」は案外おもしろかったし、「ハルク」も良かった。「アイアンマン」など好きなシリーズと言っても良いくらいだ。
さて、「フラッシュゴードン」だけど、もちろんコミック版を読んだことは無い。なんの気の迷いか、「フラッシュゴードン」に先立ち「フレッシュゴードン」というエロパロディ映画まで見てしまった。
これは当時住んでいた地方都市の名画座で見たもので、3本立てのうちの一つだったと思う。YouTubeで貼り付けた様な珍作で、これを見ると同作のレベルがご理解いただけると思う。
「フラッシュゴードン」の方だけど、それなりに宣伝もして公開されたが、見て後悔する作品だった。ストーリーのいい加減さやコスチュームのチープさは日本のTVの変身ヒーロー物のレベルだ。いや、日本の変身ヒーロー物の方が上かもしれない。
見どころは、何故か「クイーン」が主題歌を担当していることと脇役で「何代目かの」ジェームズ・ボンドが出ていたことだ。
ラストは悪者の「フーマンチュー皇帝」が死んでいなかったことを匂わせて、続編の可能性も残しているが、さすがに続編が作られることはなかった様だ。
NHKBSで視聴