トップガン 「なるほどなアベック」 | 映画と音楽のある生活

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主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 続編が出来るというのでTV放映された。

私は、この作品を友人宅のレンタルビデオで見た。友人はハイファイビデオ(そんな名前だったと思う。)とステレオ音声のテレビを持っており、右のスピーカーから左のスピーカーに戦闘機が飛んでいくのにびっくりした。当時は、私はモノラル音声のビデオしか持っていなかったからだ。

 言わずもがな、トム・クルーズの出世作だ。ほとんどストーリーは無いといってもいい。無鉄砲な空軍の若者が、全米のパイロットを集めて訓練するトップガンに加わる。ライバル等も居るが、美人の教官とも特別な関係となる。途中の訓練で同僚を事故で失うが、>最後は領空侵犯したミグ戦闘機を撃ち落としてヒーローになり、美人教官とも結ばれて「めでたしめでたし」である。

 戦闘機の訓練シーン等にはバックにノリノリのロックミュージックを流し、ビーチバレーのシーン等、ストーリーに関係ないシーンが変にお洒落だったりする。そこには「愛と青春の旅立ち」の様な軍隊独特のシゴキもない。

 日本で、同じストーリーを映画化したら政治問題になって大変だろうと思ったが、なんと織田裕二主演で作ったらしい。私は、怖いのでもちろん見ていません。 

 その後、文字通りドル箱スターとなったトム・クルーズだけど、この作品ではケリー・マクギリスの方が好きだった。どう見ても彼女の方が長身だと思う。ラストのキスシーンだけがトムの方が長身に見えるが、もしかしたら踏み台を使ったのかもしれない。

 昔、アシスタントの女性の方が長身で、司会者の男性が台の上に乗って進行をするクイズ番組があり、そんなことを思い出した。

 その後、ラブコメの女王と呼ばれるメグ・ライアンもチョイ役で出ている。若手俳優を飛躍させた作品であることは間違い無いと思った。