スターウォーズは、米国映画を代表する人気シリーズだがほとんど無名の新人俳優を起用したにも関わらずシリーズをきっかけに、その後ブレイクしたのがハリソン・フォード以外いない様に思える。
やっぱりSFファンタジー作品なので俳優の演技よりも特殊効果だったりR2D2やチューバッカといったかぶり物のキャラクターに興味が行ってしまうからだろう。キャラの人気投票をしたらダースベイダーやヨーダに生身の俳優は負けるかもしれない。
このエアフォースワンだが、TV放映を見ておもしろかった記憶があり今回NHKBSで再視聴した。
ストーリーは、ロシア(ソ連?)に行ったアメリカ大統領(ハリソン・フォード)の大統領専用機(エアフォースワン)がハイジャックされるというもの。大統領専用機だからセキュリティは厳重な筈だが、内部にテロリストと通じている裏切り者がいて自分たちの武器を奪われて乗っ取られてしまう。
この大統領が脱出用ボッドで逃避したと見せかけておいて機内に残り単独で自分の妻と娘を救出し、テロリストを全滅させると大活躍する。軍隊経験もあったという設定で、自動小銃で銃撃戦もすれば、最後は殺されたパイロットの代わりにエアフォースワンを操縦までしてしまう。間違えても日本の首相では、この設定は無理だろう。
共演者として印象に残ったのが、テロリストのリーダー役で、どこかで見た俳優さんだと思ったら、レオンのぶっ飛んだ麻薬捜査官だった。他にもグレン・クローズの副大統領は、リアリティを感じさせるキャスティングだった。