当時お付き合いをしていた女性と一緒に映画館で見ました。
相手の友人が面白かったというので見たのですが、デートには不向きな映画で、お友達の趣味を疑う結果となりました。
マイケル・ダグラスとグレン・クローズという名優が共演し、キャッチコピーの「男は一夜の恋と思った。女は宿命の絆を感じた。」から想像されるストーリーは、男女の情愛のドラマと思ってしまう。
ところが、途中からグレン・クローズのストーカー行為は描き方が「呪怨」なんかと一緒の脅す為のホラーなんですね。 飼っているウサギを鍋で煮る。子供を誘拐して遊園地で遊ばせる。ラストの映画館内が悲鳴で埋め尽くされる「浴槽の死体生き返る。」シーンなんかB級映画の脅しネタそのもので、「13日の金曜日」のラストを参考にしたのではないかと思ってしまう。
マイケル・ダグラスが主演なので「氷の微笑」との既視感があるけど、及ばないのは演出が「お化け屋敷」だからでしょう。
原題は、Fatal Attraction 直訳すると「致命的な魅力」だけど、これを「危険な情事」とタイトルをつけたのはナイスだと思う。
つくば市の映画館で視聴