子供の頃見ていたTVシリーズのタイトルは「スパイ大作戦」だった。
いまや原題の「ミッションインポッシブル」の方が有名になった。
トム・クルーズは、このシリーズで全てプロデューサーとしても
制作に関わっている。様々な監督が、このシリーズを担当したが
記念すべき第一作の監督は、B級映画の巨匠「ブライアン・デ・パルマ」
監督である。
見せ場としては、CIAのコンピューター室から宙吊りとなって
データを盗み出したり、ゴムの仮面で他人になりすましたり、
TVシリーズをリスペクトした奇想天外なシーンがある。
ジョン・ヴォイトの「フェルプス君」が飛行機の機内でCAから映画を勧められるが、それがお馴染みの指令だったことからお話は始まる。
若手の実行部隊のイーサン・ハント(トム・クルーズ)ら数人の
エージェントと任務を開始するが、内部の裏切り者によりイーサン以外
のメンバーは全員殺されてしまう。一人生き残ったイーサンは
裏切り者の疑いをかけられるが、、、、、。
裏切者の正体は、「第一作目」ならではのネタとなっております。
ラストで所属する「IMF」(世界通貨基金ではありません。)から抜ける
と明言したイーサンに、ひつこく機内でCAが映画を勧めます。それは、もちろん「指令」でありパート2へ続く暗示となっております。