「あの人があなたのことをこう言ってたよ」こう言われて面白かった体験。 | まりこの心の翼

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誰かに左右されない、状況に一喜一憂しない、
問題に振り回されないしなやかな心を育て、
自らの手で自分の人生を面白く、豊かにしていく。
その為の心の育て方をお伝えしています。

 

 
 
 
「あの人があなたのことを○○って言ってたよ」
 
こう告げて来る人っていますよね。
 
 
 
私もされたことがあります。
 
 
 
「あの時の態度が横柄だったって言ってたよ」
と。
 
 
「全く怒らないあんな温和な人がそう言う位だから、、、」
とも言われました。
 
 
 
 
 
そうだったんだ、、、
と反省しました。
 
 
 

でも実はこの案件、
面白い事実が隠されているんです。
 
 
 
 

「あの人がと言ってきた人」を"告げ口さん"

「あの人」を"温和さん"とします。
 
 
 
告げ口さんは温和さんを
「あんな温和な人が」
「全く怒らない人が」
と認識していました。
 
 
実際私も温和な人だな
と思っていました。
 
 
 
ある時、
温和さんと初めて2人で食事をする機会があり、
質問しました。
 
 
「温和さんは怒ることってないの?」
 
 
 
 
 
その返答が面白かった!
 
 
 
「周りの人たち、おバカばっかりだから、
怒る気も起きないんだよね~」
 
「私の周りを見ればわかるでしょ?」
 
「怒っても仕方ないし、通用しないし、こっちが疲れるだけだから。」
 
 
 
実際温和さんの周りは、
そういう人が多かったのです。
 
 
その中にいるからこそ、
温和さんはとてもフラットな人になっていたのです。
 
 
 
いつも周りで起きる
非常識な案件を
俯瞰している状態だった。
 
 
 
ある種、

呆れていたし、

見下していたw
 
 
本人もそう言っていました。
 
 
 
ここで私の案件に戻ります。
 
 
 
 
私に対して
その温和さんが怒っていたということは、
 
私には呆れていなかったから、
怒りが沸いた?
 
のかもしれないのですw
 
 
 
(時系列としては、告げ口されたのはこの食事の結構後でした。
 
 
 
もし私を見下していたら、
呆れるだけで終わるはずなので。
 
 
 
そもそも見下していたら、
私にそうしている事実を
話してきたりしませんよね~
 
 
見下されている人達のことを
私も知っているのですから。
 
 
 
「まりこさんもそう感じているでしょ?」
 
「うん。よく分かるw」
 
(でも私は怒っちゃうけど・・・未熟・・・)
 
 
こういう会話だったのです。
 
 
 
 
この食事で、
温和さんは
温和だけじゃないことも分かりました。
 
 
夫婦問題の話になったら
夫さんに対して
かなり怒っていましたからねw
 
 
 
 
 
告げ口さんは、
温和さんが怒ることもあるとは知りません。
 
 
だから、
怒らない人が怒るくらいのことを
私(まりこ)がしたんだと解釈して
言わずにはいられなくなったのではないかな。
 
 
 
この告げ口さん、
今思えば、
 
私が正しいでしょ?
みんなのためにこうしているのに!
なんでみんなちゃんとしてくれないの?
 
って怒るタイプの人でした。
 
 
 
 
心の仕組みは知らない方なので、
 
「あなたのために」
 
という正義の心で言ってきたんだと思います。
 
 
 
 
 
でもここで断言します。
 
 
 
 
「あなたのために」
 
から起きる言動は、
 
すべて
 
「自分のため」
 
ですから~~~
 
 
 
 
「私が思うに、それは良くない。
 
だから、あなたのためにと思って」
 
 
 
この前置き、
「私が思うに」が曲者です。
 
 
 
 
 
常識的に
みんなもそうだし
当たり前だし
普通だし
 
というそれら。。。。
 
 
 
それは
実はあなただけの常識であると
気付くことがまず大事。
 
 
その常識が
怒りや正義心を生んでいます。
 
 
 
ここに気づくのは、
結構大変ではある。
 
みんなの常識であるはずって
信じているからね~
 
私もそうだった。
 
 
 
 
心について知ると、
どういう構造で
怒りやザワザワが沸きて来るのかが
分かるようになります。
 
 
 
ここが分かると、
怒りやザワザワが起きるたびに、
 
自分の成長を止めているポイントが露呈するので
良いことだと思うようになります。
 
 
 
 
毎日が修行なんだと認識出来ると、
人生がどんどん面白くなってくるのです。
 
 
 
 
もしあなたが誰かに
「あなたのために」
 
を発動させていたら
大チャンスです!
 
 




 
自分を狭める理由が
そこに潜んでいるということだから。
 
 
まだまだ伸びしろだらけの証です。