春風のいたずら 山口百恵
報道によると、政府は電力不足による大規模停電を避けるために、夏に電力の使用制限令を発動する方針とか。発動されれば、1978年、1974年の石油危機以来のことになります。
あの時も、トイレットペーパー騒動やテレビの深夜放送がなくなったり、街のネオンが消えたりしました。
ボクはまだ田舎にいて、トイレはちり紙だったし、そもそも街のネオンも無かったので、東京ではえらいことが起きているなあと見ていましたね。
1974年の首相は田中角栄、大相撲は北の湖が最年少横綱となり、プロ野球は巨人の長嶋茂雄が後楽園で現役引退試合を行った年。セブンイレブンが東京都江東区に第1号店を出店した年でもあります。
こうして振り返ると、新旧交代の年とも言えるのでしょうか。
そんな1974年(昭和49年)、デビュー2年目の山口百恵が「ひと夏の経験」を6月にリリース。
世の男子学生をノックアウトさせ、女性トップアイドルへの坂道を一気に駆け上って行くことになるのですが、3月に発売されたのが「春風のいたずら」でした。

「春風のいたずら」
http://www.youtube.com/watch?v=qxo_oJf_bys&feature=related
作詞・千家和也 作曲・都倉俊一
♪
喧嘩して泣きながら あなたと別れて帰る道
夕暮れの街の中 私は迷子になりそうよ
女の子の胸の中 なんにも分かってくれないの
知らない 誰かが 声かける
恐いわ 恐いわ 恐いわ
こんな時こそ あなたに居てほしい
デビュー曲「としごろ」が思ったほど伸びず。
すばやく「青い果実」「禁じられた遊び」では思いきったイメージチェンジでしたね。
この時にすでに男子学生の身体はほてりっぱなし。
「春風のいたずら」は、その熱を少し冷ますような春の曲でした。
とは言うものの、♪恐いわ 恐いわ 恐いわ~なんて、やっぱり男子の気を引きます。
この後も「ひと夏の経験」「横須賀ストーリー」など、引退するまで常に一歩先行く曲を聴かせてくれた百恵さんでした。

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