「サン・トワ・マミー」 越路吹雪 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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サン・トワ・マミー 越路吹雪

いよいよゴールデン・ウイーク突入という人もいるでしょうね。
中には、おフランスに出かけられる羨ましいお方も。

サン・トワ・マミー(Sans toi mamie)」は、元々シャソン歌手サルヴァトール・アダモのヒット曲。
アダモのデビュー・ヒットは1962年「ブルージーンと皮ジャンパー」、翌1963年にベルギーから火が点いたのが、「サン・トワ・マミー」でした。


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越路吹雪がカバーしたのが、東京オリンピック年の1964年(昭和39年)。
以来、越路吹雪の代表的なシャンソンになっています。


ふたりの恋は 終わったのね
許してさえ くれないあなた
さよならと 顔を見ないで
去って行った 男のこころ
楽しい夢のような あの頃を思い出せば
サン・トワ・マミー 悲しくて
眼の前が暗くなる サン・トワ・マミー


越路吹雪のマネージャであり、親友である岩谷時子が歌詞を付け、大ヒットとなりました。

「サン・トワ・マミー」 越路吹雪
http://www.youtube.com/watch?v=pVGscGR21lA&feature=related
作詞・岩谷時子/S.Adamo 作曲・S.Adamo

越路吹雪がフランスに初めて行ったのが1953年。本場のショーや歌に触れ、大いに刺激されたり、逆に自信を喪失したりしたらしい。
岩谷時子はフランスに行ったことがないし、フランス語を口にしたこともなかった。

越路吹雪が亡くなったのが1980年。その本葬で岩谷時子はアダモに会った。
岩谷時子は思わず、「メルシー」と言った。それが生まれて初めて口にしたフランス語でした。

 

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