「黒ネコのタンゴ」 皆川おさむ  「霧子のタンゴ」 フランク永井 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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黒ネコのタンゴ 皆川おさむ
霧子のタンゴ フランク永井

1969年(昭和44年)12月1日付け オリコン・ランキング
1位 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ
2位 あなたの心に 中山千夏
3位 愛の化石 浅丘ルリ子
4位 真夜中のギター 千賀かほる
5位 しあわせの朝 クリフ・リチャード
5位 人形の家 弘田三枝子
6位 花と涙 森進一
7位 池袋の夜 青江三奈
8位 夜と朝のあいだに ピーター
10位 恋泥棒 奥村チヨ

黒ネコのタンゴ
現在まで続く、子供向けソングの爆発的ヒット現象第1号曲ですね。
このとき皆川おさむは6歳でした。

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様-黒ネコのタンゴ


記憶だと、この歌をネコも杓子も歌っていた訳でなく、もっぱら子供たちが主だったような気がします。
対して、「およげ!たい焼きくん」や「だんご3兄弟」は、大人たちも歌っていた。

この違いは何でしょうね。
「およげ!たい焼きくん」はサラリーマンが共感し、「だんご3兄弟」は核家族になる前の昔の兄弟関係を彷彿させるからなんて、言われますが、どうなんでしょう。


ララララララ ララ
キミはかわいい 僕の黒ネコ
赤いリボンが よく似合うよ
だけどときどき 爪を出して
僕の心をなやませる
黒ネコのタンゴ タンゴ タンゴ
僕の恋人は黒いネコ
黒ネコのタンゴ タンゴ タンゴ
ネコの目のように気まぐれよ
ララララララ ララ(ニャーオ)


「黒ネコのタンゴ」 皆川おさむ
http://www.youtube.com/watch?v=wYuPNYfR3eY&feature=related
訳詞・見尾田みずほ 作曲・フランチェスコ・パガーノ


タンゴのリズムは2ビートで古来からありそうですが、意外やわずか100年前のブエノスアイレスで生まれた、いわゆるアルゼンチン・タンゴがルーツなんですね。
その後、ヨーロッパに渡り、コンチネンタル・タンゴが発生し、日本では戦前からタンゴの使った歌謡曲が生まれています。

戦後ですが、フランク永井「霧子のタンゴ」、高峰三枝子「別れのタンゴ」なんてタンゴ・ヒット曲があります。
最近では(?)、松坂慶子の「夜明けのタンゴ」も。



霧子のタンゴ フランク永井

中高年向けブログ(?)としては、黒ネコだけだと物足りたい向きもあるかと思い、「霧子のタンゴ」もどうぞ。
フランク永井の低音が相変わらず、沁みます


好きだから とても とても とても
好きだから 別れてきたんだよ
霧子はこの俺 信じてくれた
それだから 俺はつらくなって
旅に出たんだよ

 

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