優しくなりたい、と思う訳 | 青いそらにつき -気づき、遊び、表現、還る。

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ふと思ったこと・考えたことを書いてます。日本滞在中、参加型ワークショップを開催して世界を拡げるお手伝いをしたり、
インテグレート・ヒーリング(通称IH)キネシオロジーとフィボナッチ(アキュトニクス)音叉を軸にした自己啓発型のヒーリングをしています。

 

3月もそろそろ終わり。
今日は、友人がハワイのクラスへと出発しました。
わたしも来週出発!
ということで、セッションもそろそろ終わりを迎えています。

沢山の方にお会い出来て嬉しかったな〜
ありがとうございます。
今日は、掲載の許可も頂戴したので、
頂いたご感想を紹介させてくださいね。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー

セッションありがとうございました。
セッションが終わって、こんなに心がすっきりして、
落ち着いていられるのに驚いています。
今回のセッションに行く前は、時々、
肩を上げ下げして体をほぐすと心が軽くなるので、していたのですが、
そんなことをしなくても、こころがすっきりしている・・・すごいです。
セッションがはじまって、眠たかったのですが、音叉をしていただいて、
それが終わったら、体にずしっと重みがかかり、頭がすっきりしてすこし驚きました。

私は今まで、自分が本当は嫌なことを、
嫌なことだと全く気が付いていなかった。
これをすることが正しいと思ってしていた。
自分の気持ちより、世間一般ではこれが正しいとかを
優先させて行動していたんだと気が付きました。
仕事では、こうすることが皆のためだと思って行動している・・
ちょっと押しつけがましい人でした。
仕事がいっぱいになってくると、キレたりして・・・
まわりも突然怒ったりしたら迷惑ですよね。
もっと仕事を周りの人に頼んで、助けてもらったらいいんだと思いました。

周りの人にやさしくできないこと(産休明けの人が1時間早く帰るのがいいなとか)、
こんな気持ちを持つのはひどい人だと思っていました。
でも、今まで自分の感情を無視して、見ないようにしてきたことが
こういう形で教えてくれていると言われて、
すごくほっとして、すっきりしました。
自分の気持ち、感情などこわがって見ていなかったというのに・・・
納得、これからは自分の感情と向き合っていきたいと思いました。

セッションが終わって家に帰り、「ちびまるこ」をテレビで見ていたら・・・
まるこのお母さんが刺繍が上手で友達とおそろいの給食袋をつくってくれることになり、
お母さんは夜遅くまでかかって給食袋に刺繍をしてつくってくれました。
次の日できた給食袋を友人に渡したら、
1人の子が自分のよりまるこのほうがかわいいので変えてくれとわがままをいいだし、
まること喧嘩をする。
最後は誤って仲直りするという話ですが・・
これを見ながら、涙があふれてきました。
ああ、わがままってそういうことだったなあ・・
この友人も自分の気持ちに正直にまるこのがほしいと言う。
私はわがままもわからなくなっていたな・・・
こういう気持ちは随分前から封じ込めてきたんだなあ・・・
私なら人のものをほしいと言ったら相手が困るとか、考えるなあ、
私がまるこなら喧嘩したくないから給食袋を嫌だけど交換してあげただろうな・・・あれ
嫌だけどする・・・嫌だけどする・・・
私の今までの人生は、こればかりしてきたとはっきりわかりました。
これからはこの嫌だけどする・・・をもうやめにしよう・・・と思いました。
うーんまだまだ、時間がかかりそうですが・・・

またまた、だらだらと書いてしまいました。
書くとまた新たな気づきもあり・・・

ともこさん、本当にありがとうございました。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー


「人に優しくなりたいんです」と話してくださってました。

人に優しくしたい、優しくありたい、と思うのは、
いろんな要因があるのですが、
多くの場合は「自分に優しくして」という心の声です。

ご感想に書いてくださったのですが
「産休明けの人が1時間早く帰るのはいいな、という
 気持ちを持つのはひどい人だと思ってた」と。

そうやって、そんな気持ちを持った自分を
ひどい人と責めちゃってるんですね。

あのね、そんな気持ちを持った自分をジャッジするのでなく、
なぜ自分は「そんな気持ちが湧いたのか」を見るのが大切なのね。

で、なぜ自分は「そんな気持ちが湧いたのか」?

それはね、この方の場合は、
自分で自分に同じことをすることを許可していないから、が
大きな要因のひとつとしてありました。

そんなことしちゃダメ!と思い込んでる。

「本当は、自分も早く帰っていいのに(帰れる機会があったのに)、ダメだと思ってる」
「本当は、自分もそんな特別扱いをして欲しいのに、ダメだと思ってる」
「本当は、自分もみんなに気遣ってもらいたいのに、ダメだと思ってる」

だから、
帰っていいのに帰らないし、
特別扱いしてもらっても受け取らなかったり、
気遣ってもらっても拒否したり。

じゃあ、なぜダメだと思い込んでるのか。

これもいろんな要因があり、

周りの目が気になる、周りを気遣ってしまう、
人を信じられない、人を頼れない、甘えられない、
集団意識、和を乱すことへの恐れ、
自己価値の低さ、完璧主義、責任感の強さ、正義感の強さ

などがありますが、肝心なところで、
自分が何を感じているのかが分からない、というのがあります。
「本当は特別扱いしてもらいたいのに、認めるのが怖くて、見ないふりをする」
とかね。そうして欲しいことに気づいていない。

こうなると、自分が何をしたいのか、どうしたいのかが分からなくなってくる。

分からないものだから、正しいかどうか、で行動しようとするんですね。
「世間一般」を、ものさしにして。

世間一般では、こうするべきだから。
世間一般では、こうあるべきと言われてるから。
みんなが、そうしてるから。

でもね、そんな行動の「ものさし」は
「世間一般」であり、
「自分」とは合わないことが多いんですよ。

だから、自分と向き合う。
自分の気持ちを見るのね。

うん、最初は、小っ恥ずかしいかもしれない(笑)
だって、今まで見たくないから、見てこなかったんだもの。

「うわ、私、こんなん思ってたんや!」
「え?甘えたいって思ってた?!この私が??」

なぁんて、にわか信じられなかったり。
でも、それも、自分ですよーー
とっとと認めた方がラクよ〜

で、そこから行動するんですね。


ー ー ー ー ー ー ー ー ー

「優しくなりたい」。

そう思う人は、もうすでに優しい人です。
でもね「他人に対して」だけだったのかも。

自分を抑圧し、
他人を思いやって行動し、
自分がおざなり。

あのね、これだと方向が逆を向いてるのね。
まずは自分を思いやる。
自分に優しくする。

すると、

自分が満たされて、
無意識のうちに、人にも優しくなってるんですね。

なので、まずは、自分に優しくある。

いつもお話させてもらっているのですが、
わがままって、究極な自分の思いが詰まってると思うんですね。

なので、自分のわがままを見逃さない。
そこに沢山のヒントも隠れてますから。

シェアしてくださった「ちびまるこ」ちゃんの
エピソードはいいなぁと。

気づきのヒントは、あちこちにあるので
どうぞそこからも自分を見ていってくださいね。

あーだこーだと正当化しようとせずに
そのまんま、ただ、自分を見てみてね。

自分に正直に☆