年内最後の
阪神百貨店
スタイリングイベント
おはようございます
外と中を繋げるスタイリング
tendon
パーソナルスタイリストＬエルです
年内最後のゲスト様は
60代女性
紺色のジャンパー
濃い色味のジーパン
青いマフラー
黒いナイロンバッグ
カジュアルな装い
ほぼ毎日同じ格好をしてるんですと、
仰り
ご相談内容は
組み合わせを知りたい、
スカートを履く日は特別な日
家族からは
もう少し明るい色を着たら？
お友達からもピンクが似合うよ！
まわりからの
アドバイスはとても貴重
取り入れていただきたい
第一印象は
ハーフっぽくアンニュイなお顔だち
（ケイトモスを日本人にしたような）
柔らかな髪質
体型は小柄
容姿的に
かなりおしゃれな要素を
秘めた方でした。
パーソナル診断での内容を元に、
お買い物同行へ
似合う服を纏われると、
もう景色が一瞬にして変わりました
素敵
魔女の宅急便
キキがはじめて依頼を受けた
お屋敷の奥様
その方が若い頃に着ていたような
そんなシーン
（めちゃくちゃ抽象的ですみません）
品と可愛さが重なる姿
見惚れてしまいそうになりながら
似合う服の説明をし
あらゆる角度からの視点を確認
ゲスト様も、
なんだかまんざらでもないと言った感じ
スカートを合わせたセーターを
今度は履いて来られた
ジーパンに交換し
見慣れた履き慣れたボトムなら
心の騒めきが軽減されるかな、
ほぼ毎日
紺色かグレーか黒を
約60年
（若い頃を差し引いても）
約2.30年もの間
濃い色しか見なかった自分の姿を
いきなり
スモーキーピンクのセーターが
やってきても
なかなか
受け入れられないのが現実、
似合う服
似合う色、
確認作業のような
お買い物同行でした。
ファッションスタイリングは
販売目的ではないので
確認 認識 把握される事が
大事
凄く楽しかったと言っていただきました。
言葉数が少ない方がほとんど
そりゃそうなんです
はじめての自分の
顔合わせのような感じ
これ？わたしなんだぁーっの
恥ずかしさと
ちょっぴりの嬉しさや感動が
入り混じる
60分は言葉が
すらすら出てくるものではない
最後
喜びの中に選ぶ基準の
理解が
スタイリングの目的なんですね、
ハーフっぽいお顔立ちの
60代女性
若かりし時代は
もしかしたら
目立ちやすくて
その容姿を控える、
と言った行動をされていたかもしれない
制服文化の日本
制服が終わるとスーツを着る時代
私服も
その紺色やグレーや黒を着ていたら
誰にも何も言われないだろう
当時は無意識に
養われていた目立たず、と言う
美徳のような昭和から
今は多様化の時代
個性がある方が良とし
無難や平凡は
つまらないと感じたりする
人生100年時代と言われるようになった
今から
その恵まれ容姿を
最大限活かし
60代70代を似合う服の
チカラを借り
謳歌していただきたい…
年内最後の
阪神百貨店スタイリング
ゲスト様の
内面と装いを繋ぐ服
マイナス5歳になる服
組み合わせ方などの
ご案内しました。
きのう朝の太陽
うっすらとした景色の中での光りが美しく感じました
ご覧いただきありがとうございました。
外側から一滴の雫をおとす…
じわじわ広がる中からの輝き
外側からの味付けで
自然に中身にも味が出てきます
外と中を繋げるスタイリング
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