桜が満開を迎えているという予想のもと、2024年4月5日に門前仲町に行きました。
メディアでの登場は少ないかもしれませんが、なかなかのものですよ。
と言いながら、最初に登場する写真は、桜が映っていない深川不動堂です。
深川不動堂は、千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の東京別院です。
こちらのお寺は、古くから「深川のお不動様」と親しまれています。
その開創は元禄16年と伝わり、成田山の御本尊を江戸に奉持し特別拝観したことに始まります。
深川不動堂をお参りして、富岡八幡宮に向かいました。
こちらの公園は、富岡八幡宮西鳥居の手前にある深川公園です。
予想通り、深川公園の桜は満開に近い状況になっていました。
富岡八幡宮西鳥居は、鎮座400年の記念事業の工事が行われていて、入ることができないので、大鳥居がある正面に向かいました。
富岡八幡宮は寛永4年(1627年)、当時永代島と呼ばれていた現在地に御神託により創建されました。
「深川の八幡様」と親しまれ、今も昔も変わらぬ信仰を集める「江戸最大の八幡様」です。
当神社には、日本―の黄金大神輿も安置されています。
社殿は、1683年(天和3年)に焼失し、1703年(元禄16年)には地震により損壊し、1923年(大正12年)の関東大震災でも損壊し、さらに空襲でも被害を受けるなどし、再建や修復を繰り返しています。
現在の社殿は1956年(昭和31年)に造営され、鉄筋コンクリートを使用した、「重層型準八幡造り」となっています。
再建や修復を繰り返しながらも、庶民の篤い信仰は江戸の昔から不変です。
富岡八幡宮は1684年(貞享元年)に初めて寺社奉行の許しを得て勧進相撲が行われています。
江戸勧進相撲(現在の大相撲の前身)発祥の神社として知られ、現在でも新横綱誕生の折には境内で奉納土俵入りなどの式典が執り行われるほか、相撲にまつわる数々の石碑が建っています。
大関力士碑周辺の桜も満開です。
富岡八幡宮から大横川に架かる巴橋にやってきました。
巴橋からみる桜です。
今回は、この景観を一番みたいと思って、門前仲町にやってきています。
大横川の両岸に植えられた桜の木も満開といっていい状況でした。
川の両岸には遊歩道があり、桜の花でできたトンネルを潜るように散策できます。
対岸の桜も綺麗に咲いています。
カヌーに乗って、川から両岸の桜を楽しんでいる方もいます。
桜を観賞していたら昼時を迎えました。
お店に入って、サザエの焼きを注文しました。
お天気は曇りで、ちょっと肌寒い中でしたが、十分、桜を堪能できました。
大横川両岸には、提灯も吊るされていたので、夜桜も綺麗だと思います。
これは、おまけ写真です。
今年は、例年よりも遅い時期に桜が満開になりました。
桜の花が咲く中での入学式というのもいいと思います(かつては、それが当たり前でしたが・・・)。
それでは、また・・・。
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