私の新NISAでの迷いは、
成長枠は、とりあえずは今までの株式投資の延長で大丈夫👌だと思うけど
つみたて投資枠をどうしたら良いのか?
です🙄
新NISAのセミナーにも参加したり、FPさんにも個別相談したりしたのですが・・・
結局、本を読んでみることにしました😅
この本は7章で構成されており、全部で214ページです。
第1章 そもそも資産運用ってなぜ必要なの
第2章 新NISAは”神改正”!?どうよくなった?
第3章 正直FPがすすめる賢いNISA活用法
第4章 正直FP的 選ぶべき金融機関と商品はコレ
第5章 ライフスタイル・年代別「新NISA活用戦略」
第6章 成長投資枠で買いたい個別株の投資戦略4選
第7章 NISAと人生の出口戦略も考えよう
読むべきポイントは↓
投資初心者
一通り読んだ方が良いです。
具体的な数字で説明していて、分かりやすいです。
投資経験者
一般NISAで投資をした経験があって、
つみたて投資枠についてサクッと知りたい場合、第3章、第4章、第5章を読む🙆♀
今回は、この本に記載していた内容で、これは勉強になった!というところをご紹介します📝
NISA枠は早く使うべきか、少しずつ使うべきか
ウサギ作戦とカメ作戦という名称で紹介がありました
ウサギ🐰作戦
5年間で1800万円を投資する
カメ🐢作戦
毎月5万円(年間60万円)を30年間で投資する
同じ年5%で複利運用すると
30年後
🐰 6,938万円
🐢 4,179万円
その差 2,759万円
40年後
🐰 1億1,301万円
🐢 6,807万円
その差 4,494万円
つまり、
なるべく多くの金額を早く投資した方が、基本的には有利
一方、損失については・・・
過去の金融ショックを歴史的に振り返ると、急落した相場はだいたい5年ほどで元の水準に戻るとのこと。
金融庁のデータによると↓
投資期間が5年(ウサギ作戦)
運用成績はマイナス8%から+14%に散らばる(最悪赤字)
投資期間が20年
(カメ作戦よりは短い)
運用成績はプラス2%からプラス8%となり、ほぼプラスで終わる。
これが2018年1月より開始された新たな少額投資非課税制度で2023年末で廃止になる「つみたてNISA」の根拠なのだと思います。
非課税投資枠が年間40万円で、投資期間が最長20年という制度ですからね。
アセットアロケーションが大事!
米国での研究によれば、将来の運用成果の9割は、アセットアロケーション(資産配分)で決定づけられるという結果が出ているとのこと。
つまり、銘柄選びや売買タイミングよりも、アセットアロケーションが大事だということです。
注釈:
アセットアロケーションはどんな金融資産(アセットクラス)にどう配分(アロケーション)するかを決めること
アセットアロケーションについては、第5章ライフスタイル・年代別「新NISA活用戦略」に記載があります。
この本の中では、アセットクラスを、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、国内不動産、外国不動産のような区分けで記載されていました。
個人的には、このアセットアロケーションのリスク許容度について、具体的な数値やデータなどの詳しい説明が欲しかったです。
iDeCoとNISAはどちらから
iDeCoのデメリットは60歳になるまで引き出せないこと。
専業主婦(主夫)など、所得税を納めていない人は(iDeCoメリットがないため)NISAで資産形成、それ以外の人はiDeCoを優先するのがベター💛
一応の結論
iDeCoは既に加入済みなので、NISAのみについて考えました。
一般NISAで日本の個別株を購入してきた私の場合、アセットアロケーションの面からは国内株式に大きく偏っていることになります。
そのため、つみたてNISA枠では、これ以外の外国株式、国内債券、外国債券、国内不動産、外国不動産の投資信託を時期を分散して買っていくのが良さそうという結論になりました📝