サンテミリオンで乾杯!シャトー見学 | lala-l-art-de-vivreのブログ

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忙しい日常からひと時離れて、ひたすら街歩きを楽しんだり、たっぷり音楽に浸ったり。
私の大好きな旅の日記です。

サンテミリオンといえば、ワイン。8世紀にこの地にやってきた聖エミリオ(Saint Emillion)がワインの醸造を始めたと言われています。


そんなサンテミリオンには、非常に数多くのシャトーが存在し、一般の見学者を受け入れている所も数多くあります。サンテミリオンの観光オフィスのHPでも紹介されていますし、サンテミリオンの公式のシャトー格付けを参考に選んでみるのも良いですね。また、当日の場合は、町中心部の観光オフィス立ち寄って、その日に受け入れてくれるシャトーを紹介・予約してもらう事も可能です。

 

私が今回訪れたのは、Château La Gaffrière。今回は車ではなかったので、歩いて行かれるところ&歴史のあるところ&ワインの質が高いところという条件で検索して、あらかじめWEBで直接予約して行きました。



鉄道駅と町の中間地帯にあるこちらのシャトーは、アクセスが最高。その上、最古の家族経営シャトーであり、品質も折り紙付き。見学は英語も対応可能で、とても丁寧な説明でした。見学料金は20ユーロ也。

まずは、葡萄畑の見学。サンテミリオンのワインは、メルローとカベルネフランの2種類のブドウから作られます。九月下旬の訪問時、メルローはすでにほぼ収穫済みで、主にカベルネフランが残っていました。猛暑の影響で、収穫時期が早まっているそうです。

 


 

そして、次はステンレスタンク。なんと美しい、ワインカラーのタンク。


そして、樽に詰めて、地下のカーヴで熟成。


 

最後はテイスティング。
2nd gradeと1st gradeのPremier Grand Crue Classéのワインでは、香りの複雑さに大きな差がある事を実感。基本的に作り方は同じだそうですが、ブドウの畑の場所の違いがアロマの違いに直結するそう。そして、その年の天候によってももちろん違うのが奥深いですね。
こちらのシャトーの1st gradeのボトルは、90ユーロ前後〜なので、かなり高価です。お土産に・・・とちょっと迷いましたが、結局当日の試飲だけにして、お土産用はワインショップで、他のシャトーのもう少しお手頃なGrand Crueを数本購入しました。
ワインについてさほど詳しくない私でも、十分に楽しめる、貴重な見学でした!