学生気分でカルティエ・ラタン散歩 | lala-l-art-de-vivreのブログ

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忙しい日常からひと時離れて、ひたすら街歩きを楽しんだり、たっぷり音楽に浸ったり。
私の大好きな旅の日記です。

パリの好きなエリアが右岸か左岸か聞かれたら、「左岸に一票!」の私。中でも、カルティエ・ラタンは、パリ在住時にソルボンヌに通っていた事もあり、訪れる度に懐かしい場所に帰ってきたような感覚に包まれます。

カルティエ・ラタンとは、「ラテン語地区」を意味し、むかしヨーロッパ各地から集まった学生たちが当時の国際共通語であったラテン語で会話したことに由来するそうです。今も多くの学生が集まるエリアで、活気に溢れています。

 

メトロのCluny La Sorbonneで降りると、遺跡のようなものが目に飛び込んできます。これが、国立中世博物館Musée de Cluny - Musée national du Moyen Âge。

 

 

これを左手に見ながらサンミッシェル通りを進んで行くと、右側にGibert Josephという大きめの本屋さんが目に入ります。学校で指定されたテキストや本は、ここに行けば大抵手に入るので、パリの学生の定番スポットです。周辺に幾つかの店舗があり、本のカテゴリー毎に分かれています。この通りは、飲食店なども多いですが、学生街なので手頃でカジュアルなお店が多いです。

 

 

さらに進むと、左側にあらわれるのがPlace de la Sorbonne。授業後のランチやお茶によく立ち寄った広場です。秋は紅葉が美しいのです。

 

 

 

そしてさらに進んで、スフロ通りを左に曲がると、パンテオンに到着。フーコーの振り子の実験が行われた場所として有名ですね。

 

 

 

このパンテオン、フランスの偉人たちを祀る墓所となっており、亡くなった方をパンテオンに祀るかどうかは、その時の大統領が決定権を持っています。政治家の他、キュリー夫妻のような学者、ヴィクトル・ユーゴーやエミール・ゾラなどの文学者なども祀られており、墓所を含めて、内部を見学することができます。

 

 

 

そして、さらに塔の上まで登ると、眺めが最高。ぜひお勧めです!