もう10年以上も前のこと、親族五人で日帰り京都旅行をしたことがありました。


うちで絵画を指導してくれていた日本画の先生が箱根に新しく出来た「岡田美術館」のエントランスを飾る「風神雷神図」のパネルを作成するため京都三十三間堂の養源院にある俵屋宗達さんの作品を参考にされたと聞いて、それを見に行くのが主たる目的でした。


足湯に浸かりながらこの作品を眺めて抹茶やお菓子を食べるひとときは優雅な気分を楽しめますよ!


箱根駅伝、左折して芦ノ湖へ向かう箱根小涌園隣に位置する一日観てても飽きないステキな美術館です。


養源院について、この方のameblo記事があとからみてとっても参考になりました。


このお寺、戦国時代に織田信長により滅ぼされた浅井長政公の霊を弔う目的で、実子である茶々様(淀殿)が建立したお寺を戦火で焼失後妹であるお江の方(徳川秀忠夫人)が再建、関ヶ原の戦いの前哨戦、伏見城を守備して全滅、自刃した家康家臣鳥居元忠一同が広間で切腹して果てた際の血染めの床板を「血天井」として天井板に使用、惨劇を長く供養してきた伝承があります。


そんないきさつもあったんだけど、京都へ着いていきなり養源院を訪れた我々を観光タクシーの運転手も何か違和感をもってみていたのかもしれませんね(笑)


鴨川、大原、蓮華寺などなど駆け足だけど観光を楽しんだあと、京都駅へ送ってもらう道中、何処かいいところあったら連れて行ってよ!って運転手さんに頼んだら連れて行ってくれたのがここ。



知らなかったんだけど、全国各地の怪談でよくある、若い女性を乗せたタクシーが指定された場所へ車を走らせ、到着して後部座席に着きましたよって声をかけると誰も乗っておらず、シートはグッショリ濡れていた!って例のアレの京都版名所らしい😂


三木大雲住職の怪談から


とにかくここはみえるひとには見えちゃって霊障もあったりする不思議な場所らしいので、どなた様も遊び半分では近寄らないほうがいいでしょう。


それにしても、深泥池を案内してくれた観光運転手さん、京都駅で新幹線に乗る前、近江牛の駅弁を頼んだら特注と言って奥で脂身ばかり入れてよこしてきた淡路屋のおっさん、彼らには僕らの背後に何が見えてたんでしょう🤣


とんだぶぶ漬け攻撃でした❣️