2015年11月14日(土) くもり雨
京博の琳派展を見た後は、俵屋宗達の杉戸絵を見に養源院へ。
養源院は三十三間堂の東隣にあるお寺で血天井で有名?! 私は琳派展があるまで知りませんでした。
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 養源院(ようげんいん)は、1594年(文禄3年)に豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政、祖父浅井久政らの二十一回忌の供養のために秀吉に願って創建した。浅井長政・久政は1573年(天正元年)信長に謀反をおこし小谷城で自刃している。その後、1619年(元和5年)火災により焼失。1621年(元和7年)淀殿の妹である徳川秀忠の正室・お江:崇源院により再興された。本堂は1619年(元和5年)に関ヶ原の戦いの前哨戦、伏見城の戦いで鳥居元忠以下1000人余りが城を死守後に自刃した廊下の板の間を血の痕が残る血天井として移築し供養、左甚五郎の鶯張廊下や庭園は小堀遠州の作庭。(チラシより抜粋)
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参道:紅葉にはまだ少し早かったです。
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本堂:徳川家の葵のご紋
 【拝観料】500円 【時 間】9:00~16:00
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 雨降りなので、お寺の中が暗くてよく見えないですがいいですかと係りの人に言われました。照明を勝手に設置できないようです。
 作品は自由に観ることはできません。10人ぐらいのグループごとにテープによる解説と住職の説明を聞きながら順番に作品を観るのがここのルール。(下の写真は係りの方からいただいたチラシと絵葉書)
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 ここの本堂に、俵屋宗達が描いた杉戸絵「白象」「唐獅子」「麒麟」や襖絵「松図十二面」があり、すべて重要文化財に指定されています。「唐獅子」図は京博に貸し出し中。
 ユーモラスな絵は見ていて飽きません。
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紅枝垂桜の名所ですので、春にもまた訪れてみたいです。今度はゆっくりと。