生まれるべくして生まれた投資家。30歳にして、すでに億万長者になっていた。足元にも及ばない。ベン・グレアム、チャーリー・マンガー、等との出会い。サンボーン・マップ、デンプスター風車製造、アメリカン・エキスプレス、バークシャー・ハザウェイ(ナショナル・インデムニティ、イリノイ・ナショナル・バンク&トラスト、サン新聞社)、ブルーチップ(シーズ・キャンディー、ウエスコ・フィナンシャル、ソース・キャピタル)への投資。彼の投資スタイルとしては、① 何らかの理由で本源的価値よりも割安になっている会社を買う。いわゆるValue投資家。② ITには目もくれない。

「賢明なる投資家」「証券分析」を改めて、読み返したくなった。

スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝/アリス シュローダー

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著者の2冊目の本。トレーダー引退後の話。トレーダーでなくても、リスクコントロールは重要であることに共感しました。内容は一貫してリスクとどう向き合うか、どうコントロールするか。自分としては、すでに一部実行している面があるので、すんなりと呑み込めました。リスクを取らない人種に関わる特徴について妙に納得してしまった。リスクを味方につける7つのルールは以下の通り。

1.恐怖を克服せよ
2.柔軟でありつづけよ
3.筋の通ったリスクを取れ
4.はずれに備えよ
5.積極的に現実をもとめよ
6.変化にすばやく対応せよ
7.結果ではなく決断に集中せよ

1冊目の内容は下記をご覧ください。

http://brooks-group.blogspot.com/2009/12/blog-post_30.html

伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律/カーティス・フェイス

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伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術/カーティス・フェイス

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グリーンスパン連銀がテイラー・ルールを逸脱した低金利を採用したたため、住宅バブルが発生したというのが、本書の中心的な主張。

テイラー・ルールとは、「政策金利=中立名目金利+α(今期インフレ率-インフレ目標)+β(GDPギャップ)」で定義している。

また、今回の危機は一部に言われているような「民間経済」の本質的な脆弱性が原因でおこったのではない。危機を起こしたのは、「超低金利」を初めとした一連のポリシー・エラーである。エラーの中には、危機発生の当初に、それを単なる「流動性リスク」の問題と見誤って、すでに金融機関に構造的な危機、すなわち「カウンターパーティ・リスク」が発生していたことを見抜けず、それがゆえに資本注入などのシステマチックな対策を初動時点で取れなかった。それにより、原油価格高騰とドル安を招いた。

余談ですが、新興国が危機を回避する措置として、以下を挙げている。
① 通貨のミスマッチを避けること
② インフレ率を抑制し低水準に維持すること
③ 柔軟な為替政策を採用すること
④ 対外債務の対GDP比を持続可能な水準に維持すること
⑤ 外貨準備を積み増すこと
これらをチェックすれば、危ない新興国がどこかは予測できるはず。


脱線FRB/ジョン・B・テイラー

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JPモルガンで生まれたクレジット・デリバティブがサブプライムローンの証券化と結びつくことで金融危機を起こすまでを、ドキュメンタリータッチで描かれている。金融技術がそれを引き起こしたのではなく、証券化とCDSによるリスクの分散が最終投資家の浅いリスク認識、規制の欠如、脆い格つけ、投資銀行の強欲があいまって、来るべき景気下降局面で危機が表面化したと説く。時系列的に、誰が何を言っていたかを振り返るのも面白いものだ。

愚者の黄金/ジリアン テット

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大変難しい本だった。ベンチマークを上回るリターン(アルファ)を追求するには悲観的だ。ポートフォリオをアルファとベータの二種類に分類し、パフォーマンスを検証する。印象的だったのは、イェール大学寄贈基金を運用するデヴィッド・スヴェンセン氏だ。相当部分をVC、PE、不動産、森林、石油・天然ガス等商品に割いているという。流動性と引き換えに高いリターンを求める。常にリスクとリターンは背中合わせだ。

アルファを求める男たち――金融理論を投資戦略に進化させた17人の物語/ピーター・バーンスタイン

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