JPモルガンで生まれたクレジット・デリバティブがサブプライムローンの証券化と結びつくことで金融危機を起こすまでを、ドキュメンタリータッチで描かれている。金融技術がそれを引き起こしたのではなく、証券化とCDSによるリスクの分散が最終投資家の浅いリスク認識、規制の欠如、脆い格つけ、投資銀行の強欲があいまって、来るべき景気下降局面で危機が表面化したと説く。時系列的に、誰が何を言っていたかを振り返るのも面白いものだ。

愚者の黄金/ジリアン テット

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