雨だらけだったお盆休みが終わり
湖上も混雑と水位の両面で、少し落ち着きを見せています
さて、お盆期間中にも数件ありましたが
年間通して結構な頻度で起きるのが身体にルアーが刺さるトラブル
頭や首、鼻や唇にフッキングといった事例も過去にありました。
夏に裸足でルアーを踏んで自爆というケースも有りますが
やはり多いのはキャスト時の事故
特に複数人数でボートに乗られる際は、常に注意が必要です
近年、琵琶湖では7フィート以上のロングロッドが増加して
キャスト時のリスクは高まっていますので、周囲の確認をお忘れなく
万が一の時は、近くの病院を御紹介しますのでマリーナまでご一報下さい。
私も子供の時に背中に刺さった事があります・・・
自分の不注意なのですが、友人の背後に座ってルアーチェンジしていたら
彼がキャストしようとしたザラスプークが背中に刺さりまして
世間知らずのガキんちょ二人で、どうしていいか分らずアタフタしてたら
通りすがりのオッチャンが「おいボウズ、どうしたんや?」
と声を掛けてくれて、救世主降臨 神様仏様
後光がさして眩しさのあまり直視できないほどでした。
その救世主様は刺さった針を見るなり
「カエシまで刺さってるから、このままじゃ無理や。ちょっと待っとけ!」
と自宅へ戻ると大量の氷を持って来て
「氷で神経を麻痺させる!」
「その間に針を貫通させてカエシをペンチで切れば抜けるから!!」
と自信満々で私の背中に氷を載せて、数分後ペンチでフックを
グイ~っと刺していきました・・・
が!
今なら分ります、チョット冷やしたくらいで麻酔になんかならん事が
そして、刺さってから既に約1時間経過しているので、肉が硬直して
簡単には貫通させられないと言う事が
しかし当時は突然現れた救世主に全てを託すほかは無く・・・
救世主の顔をしたサタンは
ペンチでグリグリこじって私に激痛を与え続けたあげく
「あかんわ! 病院行けっ!!」と足早に去っていきました
大人なんて信用出来ん!とヤサグレたのを覚えています
勿論、助けようとしてくれた事には感謝していますけどネ
結局、母親に連れられ病院で抜いてもらいましたが
お医者さんが背中を診るなり一言
「えらい深く刺さっとるなぁ~、普通ここまで刺さらんけどなぁ?」
そりゃ~そうでしょうネ
以上、遠い昔の思い出物語でした
実は間接的にですが人に刺した事も一度だけ有りまして
それはまたの機会に