伝わるのはテクニックではない | 心に明かりが灯る言葉たち

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今年もよろしくお願いします!

さて本日は、伝わるのはテクニックではない、というお話です。

何を極めようとするとき、うまくなりたいと思うとき、
真っ先に思い浮かぶのは、練習してテクニックを身に付けることです。
例えば、ギターをうまくなりたいと想ったら、
毎日何時間もギターを弾いて、創発を起こし続ける。
そうやって、難しいフレーズやなんかを身につけていきます。

それはそれで、間違っていません。
必要なことです。
しかし、テクニックを重視するあまり、そこだけに偏る人が多いのです。
テクニックは重要ですが、それだけでは「すごいうまいね」で終わってしまいます。
感動を引き出すことができないのです。

テクニックは、自分が持っている想い、
ギターで言うなら、熱いBEAT?を伝えるための手段なのです。
いくらテクニックを磨いても、伝えるもの、
自分なりの世界観を持っていなければ、伝わらないのです。

ちょっと失礼ですが、歌が下手なプロの歌手もいます。
聴く限り、アマチュアでもこの人のほうがうまいんじゃないか、
と思う人もいます。プロ並の歌唱力をもっていると思える人。
しかし、プロとアマチュアの差は、テクニックじゃありません。

テクニックも大事ですが、それ以上に、
伝えるだけの世界観を持っているか、想いを思っているか、
感動させるための演出をしているか、そういった部分が差になるのです。

テクニックだけいくら磨いても、一技術者までです。
それを望むなら、もちろんそれでいいのですが、
突き抜けたいと思うなら、何を伝えたいか、何のためにそれをしているのか、
それを通してどうしたいのか。
そういったことを大切にすることです。

どんな想いを持っているか。
その根っこの部分こそ、人の心を揺さぶるものなのです。