おはようございます^^
さて本日は、一流は油断しない、というお話です。
どんな相手に対しても敬意を払う。
それは、相手に対しての礼儀であると同時に、
自分の品性にも関わることです。
格闘技では、どんなに格下の相手であっても、
相手に敬意を払うことをしなければ、
そこには油断が生じます。
結果、足元をすくわれて負けるようなことになれば、
なにもかも失うことになります。
手加減と油断は、まったく違うのです。
手加減は、手を緩めていても、真剣です。
油断には、真剣さはありません。
油断している時点で、そこには過信と奢りがあり、
普段なら見落とさないようなことを見落とし、
こんなはずじゃなかった、となるのです。
結局、その油断しない真剣な姿勢が、
人格を形成し、雰囲気を形成し、
自分自身の潜在意識をも形成していきます。
自分にとって難易度の低いことであっても、
姿勢としては真剣にやる。
だからこそ、新しい発見があったり、
周りから一目置かれたりすることができるのです。
油断や過信は、持っていてもなんの役にも立たないので、
今すぐに丸めて捨ててください。
ライオンが、兎を狩るのに全力を尽くす必要はないかもしれませんが、
兎なんて簡単に狩れるという姿勢では、逃げられてしまいます。
真剣な姿勢で、抜けるところは抜く。
そのバランスが大切なのです。