山を登る意味 | 心に明かりが灯る言葉たち

心に明かりが灯る言葉たち

俯いた心、しぼんだ心、前向きになりたい心・・・
 そんな心に明かりを灯す、
 励ましの言葉や勇気がでる言葉を書いてます。

 たまに趣味で歌詞も投稿します。

おはようございます^^

さて本日は、山を登る意味、というお話です。

子供は、やりたいことを見つけると、
あまり考えずに、すぐに行動します。
好奇心の赴くままに動いているし、
それによって生じる周りや未来への影響なんてものは、
ほとんど考えていないので、行動は早いですね。

大人になると、いろいろと経験を積んで、
行動する前に考えることが多くなります。
それはもちろん、必要なことなのですが、
考えすぎて、結局やらないでやめてしまうということが、
よくあるわけです。

やりたいことがあって、それをしようとするとき、
思ったような結果が出なかったら、すべて無駄になる、
そう考えて、始める前から諦めてしまう。
しかし、それは違います。

努力したから、必ず成功するわけではありません。
思うような結果が、必ず得られるわけではありません。

でも、努力そのもの、目標を達成しようと、
本気で行動してきた、その中で得た経験は、
無駄になることはありません。

音楽で生きていこうと思って、結果そうなれなかったとしても、
そのなかで得た経験は、まったく違う職種についても、
無駄になるわけではないのです。
活かそうと思ったら、活かすことができる。

その経験とスキルは、応用することによって、
オリジナルなものに変化します。

同じような職種にずっといると、その世界の常識の中で物事を考え、
問題に対処しようとしますが、それでは答えがでないときがあります。
そんなとき、まったく違うことを経験してきた人が、
その経験を無駄と思わず、それを応用し、対処したら、
そこから新しいアイディアや解決策が見つかることがあるのです。

音楽の夢に破れた人、ではなく、
音楽という経験を積んできた人。

そう考えて、自分の経験を前向きに捉え、今に活かす。
違う経験を積んできたからこそ、見えるものがあるのです。
経験が無駄になることはありません。


だから、やりたいことがあるなら、やってください。
思うような結果がでなかったとしても、
その山を登った経験は、無駄にはなりません。
そこから見えた景色、喜び、辛さ、すべて財産です。
それも、使ったらなくなってしまう財産ではありません。
使えば使うほど、輝きを増す財産です。

目標が達成できなかったとしても、
山を登る意味がなくなることはないのです。