本日は、ときには甘えてみるのもいい、というお話です。
何かイヤなことがあると、それが連鎖することがありますね。
それが続くと、ポジティブな人ほど、自分を奮い立たせようと必死になり、
ときには自分を責めて、自分で自分を傷つけます。
確かに、マイナスはマイナスを引き寄せるので、
感情をプラスに転換させようと必死になる気持ちもわかります。
ネガティブな気分だからといって、ネガティブな人と酒でも飲めば、
そのときはスッキリしたような気がしますが、
実際にはさらにマイナスのものが自分の中に蓄積されて、
翌朝の気分は最悪、という悪循環になる。
ポジティブな人は、それがわかっているから、
そうならないように必死になり、誰の前でも強がったりします。
だけど時には、落ち込んでる自分を許してあげるのも悪くありません。
普段がポジティブなら、なおさらそうです。
思い切り好きなことをして、何も考えずに楽しむ、そんな自分を許す。
ポジティブで穏やかな友人がいるなら、
その人に甘えてみるのもいいと思います。
普段がんばってるあなたを知っている友人なら、
きっと黙って話を聴いてくれます。
必要なら、何も言わずにそばにいてくれます。
いつもそうでは、相手も疲れてしまいますが、
たまには甘えてみるのもいいんじゃないですか?
友人じゃなくても、恋人でも、家族でも、夫でも妻でも、
誰であってもいいです。
普段がんばっているなら、ときには素直に、甘えてみる。
そんな自分を許してあげるといいと思います。
あったかい人と一緒にいれば、冷えきった心も、
やさぐれた心も、いつの間にかあったくなって、癒されます。
そしていつか、その相手が落ち込んだときには、
今度はあなたがそばにいて、癒す側になる。
傷を舐め合う関係じゃなく、さりげなく支えあう、そんな関係。
だから、ときには素直に甘える自分も、
ときには素直に、泣き言をいう相手も、許してあげてください。
弱さも含めて、「あなた」だから。