幸せになるための大原則 | 心に明かりが灯る言葉たち

心に明かりが灯る言葉たち

俯いた心、しぼんだ心、前向きになりたい心・・・
 そんな心に明かりを灯す、
 励ましの言葉や勇気がでる言葉を書いてます。

 たまに趣味で歌詞も投稿します。

幸せを引き寄せるために必要なものはなにかを書いてみる。

誰もが幸せになりたいと思うのに、そうなれていない人がいます。
そもそも、何に幸せを感じるかは人それぞれで、世間一般に合わせても、
それが自分にフィットするとは限りません。


なので、自分にとっての幸せがなんなのかは、一人ひとりが見つけるしかありませんが、
幸せになるために必要な、普遍的な考え方は存在します。

それがなければ、ほぼ100%幸せになれないものです。


【3つのイメージ】

「3つのイメージ」とは、アメリカの国際政治学者ケネス・ウォルツという人が提唱したもので、
日本では、地政学者であり国際政治学の専門家である奥山真司氏が、
著書やブログで紹介しています。(国際関係や政治に興味ある人は見てね)

本来は、戦争の原因として一番重要なのはなにかを説明するためのものなので、
一見関係なさそうですが、これは個人に当てはめても強力な考え方です。
ファーストイメージ、セカンドイメージ、サードイメージという3つの階層に分けられ、
どの階層でものを考えるかで、自分の中から出てくる答えは大きく変わります。


▼ファーストイメージ
自分自身がどうするかを考えること。
自己責任やセルフヘルプといった考え方は、ここに当てはまります。

自分の在り方を重視し、環境や時代のせいにせず、常に自分がどうするかを考えます。

▼セカンドイメージ個人の責任ではなく、環境や社会に責任を求めます。
自分がうまくいかないのは自分のせいではなく、周りに問題がある。
だから、環境を変えればうまくいく、社会が変われば幸せになれると考えます。

▼サードイメージ
セカンドイメージよりもっと大きな、国同士のバランスや国際関係に責任を求めます。


国際関係を考える場合、サードイメージが重要になりますが、
個人に当てはめた場合、圧倒的にファーストイメージが重要になります。

ファーストイメージを変えることは、自分の在り方を変えることであり、
自分の在り方を変えるということは、引き寄せるものが変わるということです。

類は友を呼ぶという言葉どおり、人は、その人にあった世界を引き寄せます。
だから、自分が求めるものを手に入れるためには、自分自身の在り方を変えていくしかない。

セカンドイメージでものを考えると、いつまでたっても何も変わりません。
なんの努力も行動もしない人間が、自分の思い通りの幸せを得られる環境などありません。
かつて、私有財産を否定して結果の平等を謳った共産主義国が何をしたか、どんな結果になったかは、
歴史が示すとおりです。


【幸せを引き寄せる自分になる】


上記の通り、自分の在り方を変えて引き寄せるものを変えない限り、望む幸せは得られません。
では、どうするか。

まずはファーストイメージを持つ。これが始まりです。

そして、自分が持っているものに気づく。
自分の人生の中にある小さな幸せや、当たり前のように感じてしまっていることが当たり前じゃないことに気づく。

その上で、求める。


そのあとの行動は、なんでもいいです。
幸せそうな人をモデリングする、笑顔を意識する、目標を立てる・・・
細分化すれば、やり方はいろいろありますが、それは自分がやりやすい方法で。

あっさり結果がでるとは限りませんが、自分の在り方を変えていけば、結果として人生も変わっていきます。

幸せは人からもらうものじゃなく、自分の内側に見出だし、自分を変えることによって引き寄せるもの。
被害者意識であるセカンドイメージをもち続けても、幸せになれないのは当然なわけです。


【まとめ】

望む幸せを得るために絶対に必要なものは、ファーストイメージです。
それがあっても行動しなければダメですが、ファーストイメージがなければ、
行動しても同じような悩みを引き寄せるだけです。

愚痴や文句を言いたいときも、当然あります。
でも、愚痴や文句に、現実を良い方向へ変えていく力はありません。

そして、自分がどうするかを考えて行動するファーストイメージを持っている人こそ、
感情や在り方を環境に支配されない、本当の意味で自由で、幸運を引き寄せる人なのです。