タイ🇹🇭南部の海辺の町からタイ北部山岳地帯の盆地チェンマイに戻って来ました。
プラチュアップキリカンの日本料理店『富士山』のお刺身に後ろ髪を引かれながら、日常に戻っています。
チェンマイに戻ってから、最初の日曜日。
日曜日は、家族の日と、うちでは決まっているのですが、次の金曜日に娘は、タイ最北端のチェンライ県の最も北にあるメーファールアン大学の寮に入るので、取り敢えず、娘と一緒に過ごす家族の日は、暫く無くなります。
と、言う訳で、一昨日は、娘の行きたい所に家族で行く事にしました。
娘は、どこに行こうか、と、前の日から調べていたようです。
娘が、探して来た所は、99villa &cafeと言う所です。
そのカフェは、チェンマイ大学の南のエリアにあります。
そこは、オシャレなカフェが次々と出来ているエリアです。
入り口のゲートの所に従業員の兄ちゃんが居て、入場料として100bt取られます。(飲み物等を注文した場合には、100bt割引)
メルヘンチックな建物が立っていて、お客さんが、次々と来ていました。
我々は、それぞれが、飲み物とスィーツをそれぞれ一品ずつ注文しました。
「美味しい。」
生まれ故郷の大阪箕面に、『マダムシンコ』と言う有名なスィーツ屋さんがあるのですが、そこのスィーツを思い出しました。
店の雰囲気の影響もあったのかも知れませんが、それ程、美味しかったのです。
昔は、こんなスィーツ、チェンマイで食べる事出来なかったのにな、と思いました。
つまり、タイ🇹🇭(チェンマイ)の人が、海外に出かけて、海外の美味しい店の味を学んで来ているに違いない、と、言う事です。
窓の外を見ると、次々とオシャレをした若い子達が、来ています。
彼女達は、広い庭で、写真撮影。
娘の目的も、その写真撮影がメインのようです。
お会計を見て、びっくりしました。
合計 844bt(約3400円)でした。
そこから入場料の1人100btが引かれて、544bt(約2200円)です。
これを高いと取るか、安いと取るか、そんなもん、と取るか。
娘のセブンイレブンのバイト代は、一日働いて400btに満たないものです。
更に、価格設定に関して、
例えば、自分の飲んだアイスラテ🍨
道端のコーヒースタンドで35bt位
エアコンのあるカフェで65btが相場です。
が、ここでは、115btの値段設定でした。
入場料100btにワンドリンク代が付いている、と言う事でしたが、100btを超えたドリンク代は、追加で払え、と言うシステムです。
100bt以下の飲み物はないので、必ず追加料金を取られます。
うーん、高いな、と言うのが、正直な感想。
でも、お客さんがひっきりなしに来る。
つまり、それを払えるお金持ちが増えた、と言う事でしょうか。
こんな広い庭を持つおとぎの国のような雰囲気のカフェを作ったり、日本と同等か、もしかしたら、それ以上の値段設定。
それでも客が来ている。
一体どうなってんだ、この国は?と、考えてしまいました。
全体的に豊かになっているのか、貧富の差が更に酷くなっているのか?
おとぎの国のようなカフェで、この雰囲気って、バブルの頃の日本の雰囲気と似ているような氣もしないではないな、と感じるのでした。