こんな所にクエティオ屋 | lai-thaiboxingのブログ

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タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。

チェンマイ市内の南西、チェンマイナイトサファリからサムーンへ抜けて行く道。


雑木林の中を走るこの道は、どちらかと言えば、ひと氣のない道で、裏道と言える。


ナイトサファリのあるエリアは、自分の所からだと旧市街を挟んで反対側にあるので、それ程頻繁には行かなかった。


ちょっと用事があって、その道を走っていると、会長が、今、クエティオ屋(タイラーメン屋)があった、と言った。


会長が、食べたい、と言うので引き返した。


雑木林の中に、開けた空き地のような場所があり、そこに、どう見ても掘立小屋のような建物があった。


強風が吹いたら吹き飛ばされそうな建物。


観光客なら、高い確率で行かないだろう。




綺麗とかおしゃれとかとは程遠い店。むしろ、衛生面で、失礼ながら、大丈夫かこの店、と後退りしてしまうような店だった。


が、


客は来ていた。


大繁殖と言う感じてはないけど、次々と。



雑木林の中の空き地に店?


そして、注文して出て来たのが、このクオリティオだった。


骨付きの豚肉は、他店よりはるかにデカく、又、柔らかく煮込まれていた。麺の量も多い。


これが、結構美味い。


値段も40bt(約160円)である。


タイラーメンは、これで足りるの、と言った感じで、麺の量が少ない店が多い。


が、ここのば、麺の量、肉の量もガッツリと出してくれた。


これは、パワーのいる労働者の味方やな、と思ったら、客は、そんな感じの人ばかりだった。


色んな店があるけど、


値段が高くて美味しいのは当たり前。

値段が高くて不味いのは最低。

値段が安くて不味いのも当たり前。

値段が安くて美味しいと、何か得した気分になる。


安くて美味しい店、これを探すのは、高くて美味しい店を探すより、実は、難しい。


観光客の口コミには、載っていない超ローカルな店。


面白い。