チーム吉鷹へ。 | lai-thaiboxingのブログ

lai-thaiboxingのブログ

タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。

日本への一時帰国の最終ミッションは、チーム吉鷹への訪問である。


喘息が酷くなっているので、駅まで歩いて電車に乗って、と言うのが難しくなっている。


自力で行けそうにないので、夜、チーム吉鷹に練習に行く時は、O君の車に乗せてもらう事になった。


寒暖の差で喘息が出ているなら、寒暖の差を繰り返して、喘息が出ないように鍛えてやろう、と考えて、チーム吉鷹へ行く前に、サウナに行って、スチームサウナとペンギンルームと言う寒い部屋を繰り返した。


結構いけるん違うん?と思ったが、サウナから更衣室に行くまでに呼吸困難になって、もう少しで動けなくなる所だった。


チェンマイの自宅近くの今日の予想気温は、最高37℃、最低20℃。

一方、今、居る所の気温は、最高8℃、最低4℃である。


同じ地球なんだけどこの違い。


チェンマイでは、3月、4月は大気汚染が毎年酷い。今年の自分の体調ではどうなるかわからない。


けど、チェンマイでは、とりあえず寒さで喘息が出る事は無さそうだ。


タイ🇹🇭では、1日1回で済んでいた吸入をこの2、3日頻繁にするようになっている。

しないと息が出来ないからしょうがない。


又、泊まらしてもらっている友人のマンションが大規模改修工事とかで、ペンキを塗りまくっているのにも、身体が反応していそうである。


そして、友人もそのマンションから退居の予定で、引っ越しの準備をしていて、前回泊まらしてもらった時より埃っぽい。


重なる時は重なるもので、気温、住環境、全てが喘息に良くなさそうである。


故郷に帰って来て、水を得た魚になるどころか、体調が悪化して、半分引きこもりである。


正直、チェンマイに帰りたくなった。


大阪が、生まれ故郷と言っても、公共事業に協力して立ち退いたので、そこには家はない。


あるのは思い出だけである。


今の自分の家は、タイ🇹🇭チェンマイの自宅・ジムである。


折角、日本🇯🇵に来たのだから、友人に送ってもらわないと何も出来ないと言う少ない行動範囲野中から、最大限、学んで帰りたい。


チーム吉鷹へ行かせてもらったのも、そう言う思いから。


チーム吉鷹は、元シュートボクシング世界チャンピオンの吉鷹弘先生が主催している打撃格闘技の練習会である。


関西の打撃格闘技のプロ中のプロが集まる練習会。


以前は、金曜日と土曜日に行われていたが、今は、基本、土曜日と言う事で、O君の車で連れて行ってもらった。


練習は、強めのマススパー中心である。

自分達が行った時には、もう既に練習が始まっていた。


吉鷹先生の

「久しぶり!あんまり変わってへんな。」からスタート。


しばし、ムエタイの話をした。


80年代90年代のムエタイと今のムエタイの違いについての話では、吉鷹先生と自分の見立ては一致していた。


カンボジアのクンクメールと言うムエタイに似た試合が、今、ファイトマネーが高いとか、中国もファイトマネーが高いけど、不動産バブルが弾けて、経済が下向きなのか、以前より試合数が減っているとか、タイの凄く強かった選手が、トレーナーとして、中国で教えているので、中国は侮れないとか。


流石、選手のマッチメイクもされているので、その辺りの情報にも精通されていた。


全て、自分の見立てと一致していたから面白かった。


カンボジア🇰🇭のクンクメール。



続々と選手が集まって来る。


中には、K1の70kgの前チャンピオンの和島選手もいる。


タイ人も2人いた。


が、残念ながら、このタイ人2人からは強いオーラは感じなかった。


タイに居た時は、ある程度の選手であったろう。

日本人に比べて、細かいテクニックは知っている。

でも、それが、しのぐテクニックになってしまっていた。


日本でトレーナー業として来た。時々試合もあるけど、日本人相手なら、今まで練習して来た貯金で大丈夫、と思って来たのであろう、と言う事が容易に想像する事が出来た。


タイに居た時よりも走ったり、バッグを叩いたり、ミット練習したりを、コーチに追い込まれてやってないだろうな、と感じた。


チーム練習に、自分をアップさせようと来ている他の選手と違って、本当は来たくないけど、、、みたいな感じがしないでも無かった。


登ってくる日本人選手と落ちて行くタイ人選手。


少々、残念な氣がした。


でも、それを見ていて、また新たに試合に出る選手を作って、ギラギラした目をした、タイで自分が作った選手を、この練習会に連れて来たいな、と思った。


この気持ちが湧いて来た事が、チーム吉鷹での大いなる学びであった。


吉鷹先生、ありがとうございました。


吉鷹先生と、自分はいつものポーズ。



O君も一緒に。一人寒がっている自分。




と、話を締めようと思ったが、自分がチーム吉鷹に来ているのを知って、駆けつけてくれた人が居た。


いつもなら、彼のジムに自分は行かせてもらっていたのだが、今回は、そこに行く足は無いし、体調も最悪だったので行けず仕舞いだった。


吉鷹先生とも、彼の話をしていた所、彼が現れたので、ビックリしたのと、わざわざ来てくれた事に嬉しかった。


ありがとう、アンディ南野さん。


彼も、自分は、構えず気楽に話が出来る方である。

皆さん、これからも宜しく。


以前、日本に一時帰国した際、TB NATIONジムにて。