高校3年生の上の娘は、昨日で学校の授業は終わって、暫く学校に行かない。
で、
自分が日本🇯🇵に一時帰国中に、猫の黒ちゃんの面倒を見てくれる事になった。
猫の黒ちゃんは、チェンマイの東部のサンカムペーンの行きつけのピザ屋さんから娘達がもらって来た人懐っこい猫である。
市内のコンドミニアムでは、動物を飼う事が禁止されているので、自分がジムで飼っている。
最近は、一緒に寝ている仲間である。
会長は、どうも動物が嫌いで、家の中に猫を入れると怒り出す。
前回も、猫のプッチーと言うのがいたが、寒い雨の日に家の中に入りだがっていたのを会長が目クジラ立てて追い出し、結局、出稼ぎ労働者のタイヤイ族の家に引越しした。
プッチーを追い出しておいて、ネズミ🐀が天井裏を走ると、プッチーは何処へ行ったんや?と、言ったので、娘共々呆れた。
今回は、会長の目をすり抜けて、如何に黒ちゃんを定着させるか。
上の娘も、下の娘も、人懐っこい黒ちゃんの事は大好きである。
会長は、黒ちゃんを家の中から追い出そうと、自分が喘息になっているのは、猫のせいや、と決めつけた。
が、自分のアレルギーは、猫ではなく、稲科の草である。
一時帰国中、ジムに来ている練習生に、餌やりを頼もうか、と思ったが、餌を家の外に置いていると、田園地帯にあるジムでは、鳥や多の生き物が来て食べてしまう。
となると、人懐っこい黒ちゃんは、プッチー同様、タイヤイ族の家に引越しするだろう。
と、考えていたら、ジムから市内に向かう道路の交差点にCat hotelなるものを発見した。
そして、下見に行った。
Cat hotelは、ペットショップのケイジみたいな所に猫を入れて、餌とトイレの世話をしてくれる。
値段は、一泊500btの広いケージと300btの狭いケージ。
チェンマイならこの値段で人間が泊まれるゲストハウスがある。
清潔感があり、エアコンも効いていて、世話をしてくれるお姉さんも、優しそうなお姉さんである。
だから、自分は、ここに黒ちゃんを預かってもらう事に決めていた。
ただ、狭いケージは、人間でいったら留置場のようで、広い土地を自由にウロウロしていた黒ちゃんにしたら、ちょっとした禁固刑やな、と思わないではなかった。
それが、今日、上の娘が、自分が一時帰国の際、ジムに泊まって、黒ちゃんの面倒を見てくれる、と言ってくれた。
黒ちゃんにしたら、その方が嬉しいし、ペットを飼ってみたかった上の娘にしても、黒ちゃんと過ごせるのば楽しいようだ。
Cat hotelの料金を、そのままバイト代として、上の娘にあげるわ、と自分は娘に言った。
1日300bt✖️日数 で、娘にしたら結構な額になる。
すると、会長が横槍を入れて来た。
半分よこせ!、と。
出た〜タイスタイル、と思わず心の声。
又、会長は、下の娘を、誰が学校に送るんや、と。
今まで、上の娘は、下の娘を学校にバイクで送ってから、自分の学校に行っていた。
上の娘は、私が送る。学校に送ってからジムに行く、と言った。又、ジムには、Wi-Fiもあるし、黒ちゃんいるから大丈夫、と。
今度は、会長に、あんた、娘にお金出しすぎやろ、半額でええ、と言って来た。
自分にしたら、Cat hotelにお金を出すのも娘に出すのも同じや。又、娘には、一度バイトをしてもらいたかった、と言った。
娘も、半額でいい、と言ってくれた。
彼女達の気が変わらない内に、娘に半額を渡して、その半額を会長に渡した。
さて、一時帰国中、果たしてどうなるか。
娘には、バイクで走る距離が遠くなるので、くれぐれも事故だけはしないようにして欲しい。
スペシャルティコーヒー、NINE ONE Coffee にて。
黒ちゃん、達者でな。
黒ちゃんの名前の謂れ。