娘達をJING JAI MARKETに放置して、会長とカフェに行く事に。
会長が勧めたのは、チェンマイ郊外のブティックホテルのカフェ。
チェンマイは、堀で囲まれた旧市街を中心に同心円状に発展し続けている街である。
堀の外側には、スーパーハイウェイ、リンクロードその1、その2と、街を囲むように環状道路が作られている。
観光客が宿泊するホテルは、旧市街並びに旧市街からスーパーハイウェイまでの間のホテルやゲストハウス。もしくは、チェンマイ市内から30分以上離れたメーリムやハンドンの山の中の高級リゾートホテル等である。
会長が行こう、と言ったカフェは、上記いずれの場所でもない場所にあるブティックホテルのカフェである。
スーパーハイウェイの外側、旧市街からだと車で20分位の所、市内北側のピン川沿いのエリア。
このエリアは、これから、と言うか、年明けから2月位まで、お花畑が広がるエリアである。
そして、ピン川沿いに、オシャレな、と言っても、決して新しくはない、昔ながらの落ち着いた雰囲気のあるブティックホテルがあるのである。
ナビを指示で、ブティックホテルに向かう。
駐車台数の限られた駐車場に車を止めた。
LANNA DUSITA RIVERSIDE BOUTHQUE RESORT
ホテルの中に入るまでは、余り期待していなかった。
受付で、カフェは何処ですか?と聞くと、
奥に進んで下さい、と、言われた。
奥に進んで行くに連れて、ココ、中々良い雰囲気やな、となって来た。
新しくはないんだけど、静かで、チェンマイの自然を眺める事の出来る空間。
カフェは、ピン川を望む場所にあった。
こんなホテルやったら、泊まってみたいな、と思わせてくれる。
プールサイドのデッキチェアーに座って、川を眺める。
何か、昔観た007に登場して来そうな雰囲気。
そう言えば、『007黄金銃を持つ男』のロケ地はタイ🇹🇭だった。
子供の時の自分にとって、大人のジェントルマンは、007のジェームス ボンドだった。
ジェームス ボンドが飛び出して来そうな雰囲気。
カフェ☕️で注文しようとしたら、コーヒー豆が置いてあった。
アナエロビック ファーメーテーションのコーヒー。
それだけで只者ではないな、と思った。
と、言う事は、ケーキも多分、美味いはず、と会長にケーキを勧めた。
席は、空いてる席、どこに座っても良い、と言われたので、陽の当たらない涼しく景色の良い場所に。
自分達が、ピン川を眺めながら話をしていると、後の席にショーンコネリー風の紳士が美女と共に。
ホンマにジェームス ボンドみたいなことになって来た。
このホテル、もしかして高級ホテル?とナビで調べたら四つ星ホテルとなっていた。
ツアーの団体旅行では泊まらないであろうホテル。
日本人で泊まる人はいるのかな?
街から離れているので、車がないと不便やからな。
でも、配車アプリを使いこなせれば、この距離は問題なくなるかな。
落ち着いた大人の雰囲気のブティックホテル。
「買い物済んだから迎えに来て!」
市内のフリーマーケットJING JAI MARKETで買い物を終えた娘達からのラインに、ジェームス ボンド気分になっていた自分は、現実に一気に引き戻されたのでした。
ブティックホテルの近くに花畑があります。