練習中にコブラ現れる。 | lai-thaiboxingのブログ

lai-thaiboxingのブログ

タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。

タイ🇹🇭チェンマイ郊外のジムは、最近、田んぼだった所が埋めたてられて宅地化が進んでいる。


緑が多かった場所が、昔の仮面ライダーやキカイダーのロケ地のような荒涼とした空き地になっているのは残念である。


それまで、田んぼにいた生き物が、行き場がなくなってジムの中に迷い込んで来ているのだろうか。


先日は、車で出かけようとしたら、ボンネットの上に、グーキョーと言う地元の人も恐る緑のヘビ🐍が乗っていて、車を走らせた途端、エンジンルームの中に入ったのを見た。


エンジンルームを恐々開けて、ヘビを探したが見つからず、結局、エビ避けのスプレーをエンジンルームに振りかけて対処した。


3日程、エアコンをつけたら、ヘビ避けスプレーの匂いが室内に充満して、こちらの方が気分が悪くなった。


トカゲやヤモリ、巨大カタツムリ🐌、野鼠やリス、鳥類、蚊もデカいのや小さいの様々な奴がいる。


そして、今日、夕方、内弟子に稽古をつけた後、練習動画をチェックしている時だった。


内弟子オームが、ダイエット目的て来ている女性を指導して、その練習が終わりかけの頃、みんなが騒ぎ出した。


「ヘビが出た。」と、


ヘビは、それほど大きくなく、木の板の下に隠れたと言う。


自分は、取り敢えず棒を探してモップを持って、ヘビが隠れた場所へ。


皆んなは、グーハウだと言う。


グーハウとはコブラである。


それはアカン奴や。


下手に木の板をどけて飛びかかられたら大変だ。


そこで自分は、知恵を出した。


そうだ、飛び道具を使おう。


前回、グーキョと言う緑のヘビを退治した方法、空爆である。


自分は、10kgのバーベルプレートを持って行き、板の上に投下した。


これで2、3日放って置けばヘビは亡くなる。


しかし、完璧と思えた作戦も、自分は、相手を目視していないので、その穴に気が付かなかった。


「先生、コブラはコブラでも小さいやつやから、板と地面の石の隙間から逃げて来ますよ。」と、内弟子。


内弟子オームの手にも、自分と同じくモップが握られていた。


しゃあないな、板をひっくり返すか。


その役は、どうやら自分の役のようである。


目視していないから、変な恐怖心はない。


板をひっくり返すと、自分は、板の下の白い石しか目に入らなかった。


しかし、タイヤイ族のオームは、自分が敵を見失っていた時にモップで、子供コブラの頭にキレのある一撃を加えていた。


練習の成果だろうか、パンチもこれくらい一撃だったらな。


内弟子オームは、一撃で倒した子供コブラの亡骸を直ぐに何処かに捨てに行った。


雨季の初めに、ヘビがよく現れる、と聞いた事があるけど、田んぼが無くなったからと言って、家に来られても困るんだが。


生き物も人間も行き場のないやつが集まり出したのかな。


ヘビが出る場所は、豊かな場所と昔から言われる。


自分達も豊かになるのかな。


会長は、

「緑のヘビが出た時、ヘビは死なすに車のエンジンルームに入ったんやろ、車のナンバーと同じ宝くじを買おう。」と呑気な事を言っていた。


ちょっと対策を考えよう。