Tomoyuki 選手のセコンドでアブダビに来ています。
出発の前日に居酒屋で暫く日本料理は食べれなくなるからと、色んなものを腹いっぱい食べました。
結果、夜中から下痢です。
朝6時過ぎに梅田のバスに乗り関西空港に。関西空港からバニラエアーで成田に。成田空港はデカイようだけど使い勝手の悪い空港です。
Tomoyuki 選手に練習でローキックを散々蹴らせた為、自分の足は嬉しい事に腫れ上がってます。
ボルタレンテープを貼りまくっていたせいでしょうか、足や膝がむくんでいます。
まともに歩けない。腹は痛いの二重苦に巨大な成田空港が立ちはだかりました。
ターミナルの移動距離がありすぎです。歩く距離が多いです。
この空港は、年寄りや身体の不自由な方には優しくない空港だと思うと同時に、関西空港の方がいいな、とついつい大阪と比べてしまう自分がいました。
夕方5時のエディバド航空の出発までベンチで待つ事になりました。
トイレには7、8回行きました。タイから持って来た抗生物質とタイの下痢止めが効くのを待つばかりです。
エディバド航空の飛行機は定刻より少し早めに出発しました。
初のアラブ、イスラムの世界は、自分を迎え入れてくれるだろうか、と心配になりましたが、すぐにその心配は吹き飛びました。
エディバド航空の飛行機は、中々、高級感のある飛行機で、最近、使っているエアーアジアとは席も広く感じました。
しかし、それでも身体のデカイ自分には、エコノミーの座席は窮屈です。ましてや10時間以上のフライトです。
すると、たまたま自分達が座った席の前の列がビジネスクラスの直ぐ後ろの席で、足の置き場が少し広く作られていました。
エアーホステスの方に、
「この席に変わってもいい?」と聞きました。
エアーホステスの女性は、アラブの女性で、目鼻立ちのはっきりした美女でした。
「この席に座りたいのですか?」と、自分の身体を見た彼女は、ニッコリ笑って、しかも、ウィンクして、
「OK!座って下さい。」と言いました。
キリッとしたアラブ美女のウィンク一発で、自分のアラブへの警戒感は半分吹っ飛びました。
この人達、人懐っこいのかもしれない。
飛行機の中では、トイレに行く事なくひたすら寝ました。
機内食が二度出ましたが、お腹の心配もあり余り食べる氣にはなりませんでした。
現地時間夜中12時過ぎにアブダビに到着です。
空港で両替しました。この国の通貨はディルハムです。
この日のレートは、1ディルハムが28.7円です。
アラブ首長国連邦は、アラビア半島のペルシア湾側にある色んな部族が集まった国家ということですが、石油で成り立つ国で、石油が出ている限りはリッチな国だそうです。
石油が出る前は、乾燥した地域で遊牧やオアシスで農業などが行われて来たのでしょう。
迎えの車に乗りました。なかなかの高級車です。運転手は平気な顔をして130kmで飛ばします。
試合会場のあるヤスアイランドのホテルに到着しました。
またまた、アラブ美女のお迎えです。彼女は日本人を迎えるためにでしょうか、何故か、Kenzoの服を着ていました。ホテルのボーイが気さくに話しかけて来ました。ボーイによると、我々を迎え入れた美女は、昔、キックボクシングのチャンピオンだったそうです。
さぁ、アラブ首長国連邦のアブダビでこれから何が起こるのか、楽しみです。