男の立場からの見る結婚式、結婚への
道程を赤裸々に書いていきたいと思います。
ついに指輪を・・・
前回からの続きになりますが・・・
彼女を部屋に連れて行き、ポケットから指輪の入った小箱を取り出しました。
「ずいぶん待たせたけど・・・」
僕は何度もシュミレーションと練習を重ねた科白と所作で小箱を開けました。
彼女は消え入るような小さな声で
「・・・・やばい、泣きそう・・・・・」
大成功です!!
僕の人生でこれほどロマンチックな瞬間がかつてあったでしょうか!?
ここで僕の台本では彼女をギュッと抱き寄せ、愛の言葉をささやくと書いてありました。
しかし、かつてこのようなロマンチックな状況を経験したことのない僕は
自ら演出したこの雰囲気に耐えられなくなり、
「いや、そんなんいいから早くサイズ合ってるか確認して!
合ってなかったらお店で取り替えてもらうから!
はめるとき汚すなよ!取り替えてもらうんだから!
早くしろ!この野郎!」
・・・僕は阿呆なのでしょうか?
自分の器のあまりの小ささにショックを受け、
この後のことはあまり覚えていません。
翌朝、彼女からメールが入っていました。
それは彼女が婚約指輪をついにもらったことを自分の友達にメールしようとして間違えて僕に送ってきたものでした。
その内容はまた後日、お知らせします。
お義母さんへの挨拶3
なんとか顔合わせの時間に間に合い一安心。お店の食事もおいしく、会話も弾み、顔合わせ自体も無事に終わりました。
ただ、僕がシャツに醤油をこぼしたのを上着で何とか隠しているのを母親が見つけて、2席向こうのお客さんにも聞こえるくらいの声で騒ぎ出したときは若干の殺意を覚えました。
しかし、会計の際にホテルに財布を忘れてきてしまったことに気づき、お金を借りたのであまり文句は言えませんでした。
店を出た後で、「ちょっとホテルのラウンジでお茶でも」という話になり、みんなで向かいはじめました。
僕は「ここだ!」と思い、「ホテルの部屋に忘れ物をしたので、彼女と後で行く」と告げ、彼女を連れてホテルの部屋に向かいました。
そうです。ここで指輪を渡そうと思います。
その詳細についてはまた後日、報告します。
お義母さんへの挨拶2
相手の実家は僕の住んでいる所から電車や飛行機を乗り継いで3~4時間かかるところにあります。朝早くに家を出たため、目的地の空港に着いたのは午前中でした。
僕は学生時代から色んなところに旅行に行くのが好きでしたがその地方には行ったことがなく、一緒に来ている親を誘って観光することにしました。しかし、下調べをしていないため、どこがお勧めなのかわかりません。仕方がないので、空港でもらった地元のパンフレットを見て、そこに一番大きく写真の載っていた大仏を観に行こうということになりました。
空港でレンタカーを借りて軽い気持ちで行ったのですが、これがすごい山の上にあり空港から2時間もかかってしまいました。また、拝観料を払った後に、ここから大仏のある場所まではさらに山を登り、1時間以上かかるということを聞かされました。この時点で止めれば良かったのですが、貧乏性の僕は拝観料を払った以上、拝観しなければならないという使命感を抱き、親を説得して歩いていきました。
言い忘れていましたが夜の顔見せのため、僕と親の格好はスーツに革靴です。正装で険しい山を大仏を観る為に登る僕達。すれ違った人達には相当、信心深い家族に思えたことでしょう。1時間半後、僕建の前に現れた大仏は何とも言えない神々しいオーラを放っておりました。それとは裏腹に僕等は1時間以上の山登りでダメージ加工された泥だらけのスーツを着て、ヘヤスタイルも行者のように乱れきっておりました。
この時点で当然、お昼は軽く過ぎています。顔見せの約束の時間までこの大仏の場所から約4時間としてギリギリです。急いで下山し、ホテルにチェックインし、お風呂に入り、せめて靴をブラッシングしなければなりません。
なぜ、あんなに早起きしたのにこんなことになってしまったのでしょうか?顔見せの前にとんだミスをしてしまいましたが、この後のことは、後日ご報告します。
お義母さんへの挨拶
行ってきました、相手の親御さんへの挨拶。いや、しかしこれはしんどい。僕は進学や就職の面接などであまり緊張した記憶がないのですがこれは半端じゃなく緊張しました。
もちろん、誰もそんな細かいところはチェックしていませんが、生まれて初めて「お辞儀の角度は90度」を意識しました。
他にも一人称は「僕」なのか「私」なのか?相手のことはいきなり「お義母さん」と呼ぶのか?携帯の電源は切っておくのか?年末のお笑い番組について熱く語ってもいいのか?スーツはそこそこなのを着ているが下着が安物なのがばれたらどうしようとか他にもどうでもいいことを真剣に考えてしまいました。
こういうことは先にシュミレーションをしておかないと焦って自分でも何を考えているのかよくわからなくなります。スポーツ選手がイメージトレーニングを大事にしている理由がよくわかりました。
次回以降、この経緯を細かく報告していきたいと思います。
P.S
先に一つ報告しておくと、下着については2~3年前に買った安物であることはばれませんでした。
色々な人達からの祝福
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年の年末年始は結婚報告をするという名目で友人・親戚・家族と色んな人たちとお酒を飲みに行く機会が多かったのですが、僕の結婚に関するそれぞれのコメントを紹介したいと思います。
伯母
「おめでとう。良かったね」
(オーソドックスでうれしかったです。)
伯父
「おう、そうか。そんなことより俺がこの間、旅行で行ったパリだが・・・」
(あまり興味がないようです。ちょっと悲しかったです)
祖母
「詐欺じゃないのかね?」
(どういう意味でしょうか?)
母
「相手が可哀想」
(祖母のコメント以上にどういう意味でしょうか?)
友人1
「大丈夫か?結婚って大変だぞ」
(1時間以上、説教されました。「独身のお前に言われても説得力が無ぇ!」と心の中でつぶやいていました)
友人2
「すいませ~ん。唐揚げを1つ追加でお願いします」
(僕の話より食べ物に夢中でした)
このように僕の結婚に関して色んな人から祝福のお言葉をいただきました。(・・・結婚やめようかな・・・)
それはそうと以前のブログで書いた相手の実家への挨拶の日取りが決まりましたので、近いうちにその結果をご報告したいと思います。
結婚の意義
先回のブログの続きになってしまいますが、レンタルビデオ店でその筋のDVDを借りてみた結果、とりあえず僕はノーマルだと判明しました。
それはともかくとして久しぶりにレンタルビデオに行ったついでに、僕の好きな海外ドラマのDVDを借りました。
内容は主人公のOLが好きな男性に告白をして結ばれるという話なのですが、僕は2年前にこれを観たときに、その主人公を演じる女優が告白に成功して
「I’m happy!!」
と叫ぶシーンで、俺にはそんな幸せは来ないのかという怒りでこのビデオのパッケージを床に投げつけて割ってしまいました。そのときは金もないし彼女もいないという状況でひどく心が荒んでいました。あとでレンタルビデオ店に
「すいません。止むに止まれぬ事情で割ってしまいました。」
と謝罪をしにいったときのやるせなさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
ところが、今回そのシーンを観たときは非常に自然で柔和な微笑を浮かべることができ、王侯貴族のようなゆとりある拍手をそのシーンに贈ることができたのです!僕が今後あんな落ち着いた表情を見せるのは、いつか孫ができ、その子運動会の見学に行くときまで無いでしょう。そのほど会心の微笑でした。
いや~、結婚するっていうのは人を寛大にさせる偉大なことなんですね。びっくりしました。今後、こういう結婚で変わる人生観など新しい発見がまたあればご報告したいと思います。
ちなみにお金に関しては荒んでいた2年前以上に現在厳しいです。
確認しておくべきこと?
彼女から電話がありました。
結婚するにあたって確認しておきたいことがあるとのことです。
新居先への引越し作業も着々と進んでおり、式場も決まり、両家の親のご対面も間近な状況で何を確認するのだろうと思っていると
「あなた、ホ●セクシャルじゃないよね?」
とのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・確かに僕はかなりの奥手でその方面では淡白なところがありますが、
このタイミングで確認するか!?
この彼女の不安にははっきりノーと答えておきましたが、生涯を共にすることを誓い合った女性に疑われることで自分でも
「もしかして俺って・・・」
と怖くなりました。
とりあえず自分自身、そして彼女を安心させるため、今からレンタルビデオ店の18禁コーナーで何か借りてこようと思います。
この結果については特に報告しません(ご想像にお任せします)が、他にまた何か動きがあればご報告します。
Xデー決定
婚約指輪を渡す日を決めました。今度、相手の親御さんのところに自分の親を伴い、挨拶に行くことが決まったのですが、その挨拶をした後に渡そうと思います。というのも彼女は現在、実家に帰っており、僕の家からは飛行機を使っても4時間ほどかかってしまうため、次に彼女に会うのがその日になってしまうからです。彼女の親御さんに結婚の許しをもらい、その後に婚約指輪を渡す。多少、順序は逆になってしまいますが、まあ、良しとしようと思います。前回のブログからしつこく言っていますが、指輪を渡すときに指輪のケースを格好良く、「パカッ」と開けられれば、僕は満足なのです。
それはそうと、この挨拶なんですが、彼女に地元のレストランを予約してもらい、食事も両家で一緒にと考えました。彼女はそれなりの雰囲気のレストランに電話をしたらしいのですが、そこのスタッフにぞんざいな態度をとられたと憤っていました。これは未来の夫としてそのお店に一言文句は言わねばならないと思い、僕は改めてそのお店に電話をかけました。しかし、電話に出たお店の人はもの凄くいい人でした。少し躊躇いましたが、僕は彼女が言っていた文句をお店の人に伝えると、お店の人は「大変申し訳ございませんでした」と恐ろしほど丁寧に謝罪してくれました。僕は多少、違和感を感じ、「まあ、こっちが電話させた子も世間知らずなところがありますから、何を言っていたのかよく分からなかったのかもしれませんが・・・」と言うと「そうなんです!!」と食い気味に返してきました。その反応の速さなら上原のフォークボールも打てるんじゃないかと思うほどでした。恐らく、彼女は結納なのか、席次はどうするのか、酌は店のほうでするのかということを聞かれテンパッてしまい、生返事をしていたんだと思います。それで、お店の人も困惑していたのでしょう。
しかし、あの「そうなんです!!」は川平慈英の100倍説得力のある「そうなんです!!」でした。お店の人もすぐに失言に気づき撤回していましたが、僕はクレームの電話をしたのに、そのお店の人とすごく仲良くなれそうな気がしました。もう少しで「あなたもお食事をご一緒しませんか?」と誘うところでした。
というわけで今度、両家の親を合わせ少し格式ばった挨拶をするので、今から緊張しています。その結果はまた後日ご報告します。(しかし彼女はああいうお店へのクレームは自分でできないくせに、僕には言いがかりとしか思えないようなクレーム(「指が短い」だの「モノマネが似てない」だの)を平気でするのは何故なんでしょうか?)
ロマンチックなプロポーズ計画
自分がプロポーズをするときのことって考えたことがありますか?もしくは考えていましたか?僕は生まれてこのかた、そんなことを考えたことは一度もありませんでしたが、すでに結婚することが決まっていますので、よっぽどのことがない限り断られないという前提でのプロポーズとなります。しかし、それでも緊張しています。そこでプロポーズをするときの段取りを整えておこうと思います。
①まず第一声は
「遅ればせながら・・・」
これでいこうと思います。正式なプロポーズをせずに結婚話が進んでいるため、これは欠かせません。
②次に間をとります。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
かなり長くとります。ここはとっても良いはず!!
③そして
『パカッ(指輪の箱を開く音)』
これですっ!!僕はこれがやりたいがために既に結婚が決まっている相手にあえて婚約指輪を渡すという、牛丼を食べた人にカツ丼を給仕するような一見、奇怪な行動をとっていると言っても過言ではありません。
この3段階を経た時点で彼女、号泣。
④締めの
「結婚しよう」
というプロポーズの言葉に繋ぐ予定です。
この唯一無二のエクスタシーを与えてくれるであろう瞬間(彼女にではなく、僕に)をより格好良く演出するための舞台装置として僕が考えているのが夜 ネオン 屋上 カクテル 雪 流し目 艶かしい所作・・・等です。
何だかテクノブームと演歌ブームが一緒にやってきたような単語がズラっと並んでしまいましたが、ロマンチックを演出するためには大切なものばかりだと思います。
これらの舞台装置がなるべく揃うであろう時期とバイオリズムを見計らい、上記①~④の行動をつつがなく行います。特に③『パカッ』には細心の注意を払うことを念頭におかねばなりません。最悪、③が成功するのであれば、他のポイントでのミスはある程度、許されると思っています。
というわけでこれらの条件が整う日が決定しましたらまたご報告します。
それまで、この『パカッ』の練習をしっかりしておきたいと思います。
(ちなみにこの練習、実物無しですると「かめはめ波」の練習をしているのと大差ないのでとても恥ずかしく、外での練習はお勧めしません)
指輪購入
買いました、指輪。何か幸せな気分には確かになりました。
ただ、現在の自分の通帳の残高を考えたとき、思わず宝くじ売り場に寄ってしまいました。
しかし、ああいうブランドショップというものは至極、緊張しますね。
店に着いてから店に入るまで何回も店頭を素通りしてしまいました。
その間、30分以上。我ながらかなりの不審者ぶりで、はたから見れば有名ブランドショップの面した通りで男が競歩の練習をしているようだったと思います。
何とか意を決して中に入りましたが、警備員さんの目が一瞬鋭く光り、膝のクッションを上手く使って臨戦態勢を整えたような気がしたのは僕の被害妄想でしょうか?
何はともあれ、目当ての指輪が飾ってあるショーケースを発見しました。しかし、僕は昔から緊張すると声が裏返ってしまう癖があり、「これ、ください!!」といつもより1~2オクターブ高い声で叫んでしまいました。当然、店中の人間が僕に注目しました。くだんの警備員さんは僕に向かって数歩ダッシュしたような気がしました。
というわけで僕はその店にいた全ての人に見守られながら指輪を購入しました。
この指輪をいかにロマンチックに渡すかは現在、考案中です。
それはまた、次回ご報告します。
