足裏に痛みがある患者さまは少なくありません。
いわゆる足底筋膜炎や足底腱膜炎と診断される状態。
その原因は、歩きすぎ 走りすぎ ヒールの高い靴を履く習慣 体重の問題etc…
確かに関係はありそうですが、簡単に改善できるとは言いにくいものが多い。
そこで私が足裏の痛みにアプローチをするときには、姿勢を整えることから考えます。
よく選択肢にあがる足の状態は2つ。
①爪先荷重
足首よりも爪先側に重心がかかっている脚は、常に足底腱膜を緊張させている。
その状態で日常生活を送ることで慢性的な負担がかかり足裏の痛みを起こす。
主にアプローチをするのは腸腰筋 大腿四頭筋
②踵荷重
足首よりも踵側に重心がかかっている脚は、歩くたびに足の指で地面・床を引っ掻く動きをする傾向がある。
その結果として足底腱膜に慢性的な負担がかかり足裏の痛みを起こす。
主にアプローチをするのは腹筋群 ハムストリングス
①と②のどちらでも、足底腱膜には余計な負担がかかります。
姿勢を整える施術をすることで、足底腱膜にかかっている不必要な負担を解消。
結果として自然治癒力が負荷を上回ることで、足裏の痛みが回復するサポートをします。