私は娘を亡き者にした。

まるで眠っているかのような綺麗な死体を置いて、家を後にする。この後娘を訪ねて来る予定だった客人を第一発見者に仕立て上げ、通報させるように仕組んだ。警察から連絡を受けた私は、驚いたふりをしなければならなかった。悲しみに暮れるふりをしなければならなかった。

ゆっくりと娘の部屋へ近づいて遺体の確認をすると、彼女はバラバラに引き裂かれていた。娘の部屋には、彼女の頭部しかなかった。

娘は先週二十五歳の誕生日を祝ったばかりだった。隣の部屋からは、ビニール袋に入った左足首から下が見付かった。別の部屋からは白髪の老婆の死体が発見された。娘だけでなく年老いた母までも犠牲になっていた。

私は込み上げる胃液を廊下にぶちまけた。

一部始終を撮影していた三人組のユーチューバーが、赤いライトの灯った部屋で飛び跳ねていた。彼らの笑顔はぐにゃぐにゃと歪んでモニターに映っていた。私は、その真っ赤なモニターをただただ眺めていた。