三木富久子です。
元々は超ネガティブだった私が、
どんな思考でどんな人生を送っていたのかを
シリーズで書いてみようと思います。
今回のテーマは、
恋愛編 ～情熱と依存～
前回までの記事はこちら。
＊
私の恋愛遍歴は
お世辞にも褒められたものでは
ありません(笑)
はじめてお付き合いをしたのは
高校を卒業した18歳の時。
それまでも友人との関係性など
色々と苦労や嫌な出来事などもあり
（同じ部活の同級生から半年間無視されたり）
どちらかと言えば
人との関係性には
「不安」「恐怖」が強かったので、
恋愛に対しても臆病でしたが、
その一方で自分を委ねる相手を
渇望もしていました。
（当時は依存体質でしたからｗ）
ネガティブな時代に見られる傾向として
世界が恐怖
（現実が怖い場所に見える）
なので、そこから救い出してくれたり
守ってくれる存在に依存しないと
生きていけない感覚なんですね。
で、家族がそういう対象には
ならなかったので、
必然的に外の世界に求めてしまい
「恋愛」という場は
それに打ってつけでした。
どんな恋愛だったかというと、
①好みは全て相手色に変わる
②いつもくれくれ星人
③すぐに悲劇のヒロインを演じる
④熱しやすく冷めやすい
⑤長く続かない
とまあ、どの方とお付き合いをしても
ほぼほぼこのパターン(笑)
（大黒摩季を地で行ってましたね～）
①は、好かれたいというのと、
全く自分が無かったので、
好きなアーティストや
服の好み、行く場所や
習慣まで、影響受けまくりましたｗ
②は、私が恋愛に求めていたものが
「安心」だったので、
相手の方には過剰なくらいに
愛を求めていましたね～、、
・常に一緒にいたがる
→会えない期間があると途端に不安になる
・私のことだけ見て欲しい
→他の人を優先させると途端に不安になる
・常に優しくして欲しい
→けんかを恐れて本音が言えない
毎回こんな具合で、
そりゃあ重たくなって
長く続かないワケです。
③は、相手の方との仲が
上手くいかなくなった時に
よく発動していました。
「私が愛されないのは私が悪い」
「結局いつも私は幸せになれない」
「白馬に乗った王子様は来ないのかもしれない」
なーんて人生を悲観しながら、
結局は「自分磨き」を怠っていたから
上手くいかなかったのだと
今ならわかります。
愛される努力は一切せずに
すぐに悲劇のヒロインを装って
相手を責めたり、
くれくればかり言っていたのでは
そりゃあ相手も冷めますよね(笑)
④も典型的で、
恋愛相手がいないと
不安で生きていけない（と思っていた）
わけですから、
お別れが来るとまたすぐに
他の素敵な方を見つけるために
俄然「ハンター」と化します(笑)
ナンパもよくしましたし、
合コンにも行ってみたり、
いいなと思った方には
猛アピールもしました。
普段はあまり積極的ではなかったのですが、
好きな人を落とすことにかけてだけは
なぜか異様なほどに積極的だったのも、
自分の人生がかかっていたからなのか、
それとも単に人たらしなのか、、(笑)
なので、割と高確率で
お付き合いには至りまして。
お付き合いの当初はとにかく
満たされた気になれているので
（実はそれまでの喪失感が埋まっただけ）
すごく幸せな気分で
「好き」という感情を隠すこともなく
大いにその人との時間を楽しみ
反対に友人との時間は減って行き(笑)
少しでも「不安」が生まれると
「この人じゃないかもしれない」
なんて思って熱が冷めてしまい、
すぐにお別れすることも。
（1番続いた方で2年半、あとは1年以内）
こうして書いてみても
自分がどれだけ勝手な解釈で
相手を振り回していたのかがわかり、
猛省しています、、。
どれもこれも、自爆ですｗ
終始こんな感じでしたので、
恋愛をする中で相手の方と
成長し合う
分かち合う
という経験がほぼありません。
結局はいつも失う不安を抱えながら
少しでも相手から愛情を貰おうと
必死だったんですよね。
それは、
内側に「ない」と
思っていたから。
そんな私でしたが、
最後にお付き合いした方は
（子供の父親ですね）
私に現実を見せてくれました。
ネガティブ思考を持っている時は
基本的にいつも悲劇のドラマの脚本を
自分で書いて演じている状態なので、
現実を直視することができません。
直視したくないから
ドラマを演じて自分を守っている
とも言い換えられます。
なぜなら、現実は怖い場所だと思っているので
直視したら自分が傷つくと思い込んでいるんですね。
もう、ネガティブな思い込みの
オンパレードです(笑)
そんな私に、
・これはおかしいと思う
・これは間違っていると思う
と、人としての道理を説いてくれたり
私の間違った思い込みを指摘してくれたり
今までの私のパターンを
壊してくれたんです。
私は、信頼できる人の言葉に
大きく影響を受けるタイプでしたので、
その方とのお付き合いの中で
色々な気付きや学びを
いただいたのだと今なら思えます。
…その当時は、かなり困惑しましたがｗ
そしてその方とも、
息子が生まれたらあっさりと
気持ちが冷めてお別れしましたが(笑)
（その時のエピソードも面白いのですが、それはまたいつか、、）
私の恋愛が上手くいかなかった原因は、
全てがマイナス行動だったから。
「ない」から行動しても
上手くいかないと
常々言っているワケですが、
まさに私の過去はマイナス行動しかないｗ
「ない」から外に求めるのではなく
内側に「ある」ことに気付くこと。
これが、青い鳥症候群や
悲劇のヒロインに
ならないための方法です。
そういう意味では、
私にとって出産は大きかった。
リアルに、お腹の中に、
無条件で愛を与えあえる存在が
「ある」と信じられたからです。
（ネガティブな時は「リアル」を信じやすい）
きっかけは人それぞれだと思いますが、
振り返ってみればそれぞれに
必要なきっかけが起こっているはずですし、
もしも今ネガティブ思考の渦中でも
この記事を読んでいる時点で
必ず抜け出せると思います。
（抜け出したい意識があるから
読んでいるのだと思いますので）
（その意識がきっかけを引き寄せます）
＊
依存体質であった頃の自分を思い出すと
・依存している自覚が全くない
・無意識に自分を守ってる
（傷つくのを恐れてるから）
・相手をちゃんと見ていない
（現実を直視していない）
・自分を大切にしていない
というのが特徴的でした。
今ではその真逆の世界を生き、
なぜ当時はそうだったのかを分析してみると
本当に色々な気付きを貰えます。
だから、私にとってあの時代は
必要だったのだとも、今なら思えます。
さてさて、次回のテーマは「家族」。
これまた気が重いですが(笑)
これもまた良い機会をいただいているのだと思い、
頑張って書いてみたいと思います。
もう少し、お付き合い下さいね
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