2024 No.87 読書メモ【定食屋「雑」】原田ひ香 | ライアンの日記。

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真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。
理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。
大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女“ぞうさん”がいた。
沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり……。

個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。

ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。



お話の舞台となる定食屋さんの料理の味付けのほとんどが【醤油】と呼ぶ【すき焼きのタレ】で味付けされていて、他には【3倍希釈用めんつゆ】【普通の醤油】などもあるのに、店主のぞうさんは全てを【醤油】と呼んでいました。
南蛮漬けや酢の物にも、すき焼きのタレを酢に混ぜて使うらしい
そういう使い方もあるのか〜😁

最初は本のタイトルが【定食屋「雑」】だから、雑な料理が出てくるお店なのかと思ったら、適当なようでこだわりがあるメニューで、それが美味しそうで飯テロ状態😁
適当なようでこだわりがある…そういう定食屋さんって意外と多い気もします。

主人公の沙也加の旦那がクズ野郎で、読んでいるとちょっとイラッとしちゃうんだけど😅
沙也加が定食屋さんで働き始めて変わっていく様子や、店主のぞうさんとの関係性、常連さん達との関わりも面白かったです。