2024 No.69 読書メモ【喫茶おじさん】原田ひ香 | ライアンの日記。

ライアンの日記。

ご訪問ありがとうございますm(_ _)m

日々のことetcを書いています。

覗いてくれたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

松尾純一郎、バツイチ、57歳。

大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。

妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。
再就職のあてはないし、これといった趣味もない。
ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。
趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。
東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──「おいしいなあ」「この味、この味」コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、苦い過去を抱えていた。
妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。
仕事、老後、家族関係……。
たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。




『三千円の使いかた』で大ブレイクの著者が描く、グルメ×老後×働き方 のお話でした。

お話としては、主人公が大手ゼネコンの早期退職に手を挙げて、退職金で中目黒に少し大きな喫茶店を開いたけれどすぐに潰してしまう…
計画性がなくて、な〜んか流されてしまうような人で…
「なんだかな~」と思いながら読みました。
ホント、なんだかな〜なんだろね〜
さくらさんという人が出てくるんだけど、気持ちが彼女と一緒でした😅

原田さんの食の描写は飯テロなので、喫茶店で主人公が飲んだり食べたりするところは「うぅ〜美味しそう😋」だらけ。
登場する喫茶店は実在する喫茶店なのかなぁ…と、読みながらちょこちょこ調べながら読みました
実際に行ってみたくなる喫茶店がたくさん登場するので、聖地巡礼的なことがしたくなるかも?