2024 No.65 読書メモ【人形姫】山本幸久 | ライアンの日記。

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後継者不足に悩む老舗人形店に、外国人の若い女性が弟子入り志願!?
お人好しな若社長は、仕事に恋に大奮闘!
亡き父のあとを受け、森岡恭平が社長を務める森岡人形は、低迷する売上、高齢化した職人の後継ぎ不在と、問題が山積。
さらに恭平自身の婚活問題も難航しており……。

そんなある日、職人たちが足繁く通うパブで働くクリシアというフィリピン人女性が、社屋を訪ねてきた。職人の一人が、酔った勢いで「俺の弟子にしてやる」と、彼女に約束したと言うのだが……。

笑って、泣いて。
読みどころ満載のハートフル・ストーリー。



山本さんの【おでんオデッセイ】を読んだ後に


ロン君さんが紹介されていた【人形姫】をポチッと図書館予約。


雛人形の製作は、頭部、髪、手、着物、道具等の専門職人さんがそれぞれいて、そのパーツ1つ1つを組み合わせて人形になっていくことをこの作品で知りました。
長い歴史があると、その伝統を継承しなければならないだろうし、その時代のニーズに合わせていかなければならない部分もある。
後継者不足は人形職人だけに限られたことではないけれど、人形作りの街で伝統を守りながら新しいことをしていくことを学んだ1冊にもなりました。


七段飾りの雛人形を飾る家って、今の家庭であるのかなぁ…

マンションやアパート暮らしだと、飾るスペースもかぎられるよねぇ…

私の家は三人官女までのケースに入ったやつだったなぁ…

とか、雛人形のことをいろいろ思い出しながら読みました😊