旅行記の続きです
Day 2
2日目の朝。
7時くらいに目覚めて、身支度を始めるか〜、と洗面所に行くと…
ん?何かワタシ調子が悪い❓
よく知ってる、これはまさかの二日酔い
昨日、寝不足の状態で一日中歩き回り、クタクタになったところで、夕食時にグラスワインを2杯飲みました。
普段なら決して酔わない量ですし、飲み慣れているタイプのものを選んだつもりでしたが、いかんせん疲れすぎていたのでしょうね💦
とりあえず、後から起きた夫と息子には先に朝ごはんに行ってもらい、私はベッドに戻りました。
旅先でなんと情けない
今日の観光予定どうしよう?などと考えながら、横になること30分ほど。
起き上がってみたら、幸い回復してた
ので、朝食に遅れて合流出来ました。
紅茶とフルーツとヨーグルトを少々
この日は、まずロンドンパス🎫を利用して、コートールド・ギャラリー(美術館)へ。
今回の旅行を計画するにあたり、いつも受け身な息子にも自発的に関わって欲しかったので、
ミッションとして息子に行きたいと思う観光スポットを3箇所(そのうち、1箇所は美術館または博物館を入れる条件)を選んでもらいました。
それが、タワーブリッジ、ビッグベン、そしてこのコートールド・ギャラリーでした。
小さなギャラリーだからすぐに見終わるだろう、という消極的理由で選んだらしい
最寄り駅(Charing Cross)で地下鉄🚇を降り出口を探していると、駅の係員の男性が、「何か探してるの?」と声を掛けてくれました。
「コートールド・ギャラリーに行きたいんだ」と伝えると、その人は知らなかったのですが、サボイ・ホテルのそばだと分かると、
「出口2を出て、左にまっすぐ進むと着くから。間違えることはない筈だよ。」と。
なんて親切な
旅先でこういう案内をしてもらえるのは有り難いことです✨
今度、日本で何かを探している外国人を見かけたら、自分から声をかけてあげたいなと思わせてくれる出会いでした。
無事ギャラリーに辿り着き、しばし美術鑑賞🖼️
美術に詳しくない私でも見たことのある作品が沢山がいくつもあり、贅沢な時間を静かに楽しみました
この日の午後は、今回の私にとってのメインイベントである、ウィンザー城に行きます。
そのためちょうどお昼頃に鉄道駅のWaterlooへ。
窓口で往復のチケットを買い、駅構内のカフェでパンでも〜、と思って歩いていたら、丸亀製麺を発見
フラフラと吸い寄せられ、ランチはうどん。
ぶっかけうどんのレギュラーサイズが1人前6.95ポンド(=1300円弱)、頼んだのはスモールサイズで4.95ポンド(=920円)くらい。
ロンドンの物価を考えれば、私ぐらいの胃ならそこそこお腹いっぱいになる「ぶっかけスモールサイズ」4.95ポンドは、現代では破格の安さだなと思いました。
ウン十年前のロンドンでも、安い中華料理屋さんで1番?安い素うどんのようなメニューも4ポンドほどした記憶。
換算しちゃうと普通に高いんですけどね
結局天ぷら頼んじゃったし
これ以下を求めるなら、テイクアウトか自炊しかないな、ということです。
物価が高いだけあって、たいていのお店では食事と一緒にノーマルウォーター(水道水)を頼めるのは良いシステム。
丸亀製麺では無料トッピングのネギ(だいぶ大きなぶつ切り)、すり下ろし生姜、紅生姜などありますから、薬味が大好きで立派な具材だと思う私にはよりお得に感じられたのかもしれません。
腹ごしらえ後はいざウィンザー城🏰へ。
ウィンザー城も、1日目の一連の観光と同じくロンドンパス利用。
これまで何度となくイギリス旅行をしながら、ウィンザーは微妙にロンドンから距離があることもあって来たことはなく、今回が初訪問です。
現在も実際に人が住んでいるお城としては世界最古だそうです。 知らなかった💦
皆さんもそうだと思いますが、物心ついた頃からイギリスの君主と言えばエリザベス女王で…
昔、英文学との関連で英国史についても学んだ事があるのと、シェイクスピア作品を始めとしていくつもの映画やお芝居で、名だたる王/女王が今なお描かれているのを見ていたので、私にとっては英王室はどことなく親しみがあります。
シェイクスピアのお芝居やイギリス映画は好きでよく見ていました
その長く受け継がれてきた王位の最先端で、70年もの長い間王座に鎮座していらした女王👑
なんというか、私にとってはある意味アイドルのような存在だったように思います。
小柄だけれども凛とした佇まいや、伝え聞くお人柄にも好感を持っていたので、訃報に接した時は寂しい気持ちになりました
ご葬儀の様子はテレビ中継が終わった後、ウィンザーに到着する最後までYouTubeで見ていました。
だから、今回イギリスに来ることになって、真っ先に思いついたのが、ウィンザーを訪問してエリザベス女王にお別れをすることでした。
女王はウィンザーの中にあるSt. George’s Chapelに安置されています(下の写真↓の右上)。
残念ながらチャペル内は撮影禁止だったのですが、エリザベス女王とフィリップ殿下の名前が刻まれた墓石(?)がある小部屋の脇を、訪問者は「静かにゆっくり通り過ぎる」ことができます。
※↑画像nypost.comよりお借りしました。まさにこの通りのお部屋でした。
順路に沿ってゾロゾロと観光客の列が続く中、私もゆっくりと通り過ぎながら、心の中で
「どうぞ安らかにお眠り下さい」
とお祈りしました
このことは長く心の中に残ると思います
この後、城内の見学できるところを見学して、ウィンザー駅に向かいます。
通りすぎたウィンザーの街は、英国旗🇬🇧のペナント?があちこちに飾られていて、とても良い雰囲気。時間がたっぷりあったら、1日この街をゆっくり歩いてお城🏰のキッチンツアーにも参加したかったなと後で思いました。
それはいつか1人時間がたっぷりある時にでも
そんな日は来るのか
ロンドンへ戻り、息子のお友達へのお土産ものの下見をしにスポーツショップ2軒へ立ち寄った後夕飯。
パスタが良いと息子が言うので、通りがかりのパスタ屋さんへ。
夕飯の時間もまだまだ明るく、どのお店もテラス席が心地良さそう。パスタ🍝はイギリスにしては普通に美味しい
この日もホテルに着くやバタンキュー。
翌日は少し早起きして遠足です。
またしても長くなってしまったので、続きます。
読んでくださりありがとうございました♪