4月10日日曜日、三芳おなかま農縁は活動日ではありませんでしたが、ガーデンチームの女子が、せっせとスギナと戦ってくれていました。本当に、根気のいる作業です。ありがとうございました。
そして、実はしげさんも視察があるというのに、朝から畑のマルチ修理や撤去スナップエンドウの苗のメンテナンスなど、一通りの作業をしてくださいました。
畑愛
さて、そんな春の日差し降り注ぐ日曜日、畑リーダーのしげさんと、NPO法人かわごえ里山イニシアチブの代表理事でもある増田さんと、飯塚の3人で千葉県我孫子市にあるポレポレファームさんへ視察に行かせていただきました。
やってきました!千葉県は我孫子市。
利根川沿い茨城県取手市に隣接する市です。
東京のベットタウンとしても栄えているので、駅の近くは超都会!!(三芳町比)
ポレポレファームさんは看板にもありますように帝人株式会社(TEIJIN)の特例子会社帝人ソレイユ株式会社が運営しています。
ハンディキャップのある人がやりがいと働く楽しさを感じられる職場づくりを目指しています。
農福連携として、オーガニック野菜、エディブルフラワー、胡蝶蘭の生産販売を行っています。
そんなポレポレファームさんを見学させていただきました。
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
![酔っ払い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/043.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
手作りピザ窯の構造を見まくって、半分本気でほしくなっています。
というか作ってみたくなっています。
季節ごとの野菜をトッピングしたピザなんて、最高
農作業場にはいるとすぐに目についたのがこの道具ラックになっているパネル。
何をどこに片づけるのか一目瞭然
何があって、何がないのかが、すぐにわかります。
ここで働いているハンディキャップをおもちの方がたは、様々な障害があり、軽度から重度まで個性豊かです。
道具の管理をするにあたっても、分かりやすさや使いやすさに工夫が必要です。
これも、おなかま農縁でできたら、子ども達にも片付けがしやすい!
もちろん大人にとってもわかりやすい。
作業環境がすでにノーマライゼーション
育苗ハウスも大きくてびっくり!
年間100種類を超える野菜を順次計画して育てているとのこと、このくらいは必要なんですね。
枝豆や、トマト、コールラビのベビーが育っていました。
奥には、サトイモやサツマイモをねかせるムロなどもありました。
![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
あああ!ここに咲きそうな子が
ピンクだ。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
面白いと思ったのが、花についた傷に名前が付けられていること。
これも社員みんなで考えて「わかりやすい おぼえやすい イメージしやすい」愛称をつけたそうです。
「おこめちゃんがあったぞ!」
「こっちはスケスケだ!」
なんて、伝え合ってるのでしょうね。
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/029.png)
![スター](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/661.png)
台湾やタイで2年半育てられてから輸入される胡蝶蘭の苗。日光を当てて元気に育苗します。
1カ月ほどで芽がでてくるので、生えてきた中で一番元気な芽をえらんでのばしていきます。
伸びてくる芽をまっすぐと誘引するために支柱を立てていきます。
しばらくすると、花芽はみんな南の方へ首を曲げていきます。
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
もうちょっと詳しく見ていくと
上の写真の様に花が外向きに咲いていくので
正面から見て、すべての花の顔が見えるようスポンジで前にむかせているのです。
いや~~~~~~、繊細で気を遣う作業。
(大雑把な飯塚にはできそうにありません。)
鉢におさめるときにはこうして鏡に映しながら、バランスや向きを整えるそうです。傷をつけてしまったり、ぽろっと花が落ちてしまったりしないよう細心の注意が必要です。
そして、何よりセンスが重要。
ここから出荷される胡蝶蘭はメガバンクやお取引企業、などなどお祝い事で選んで贈られるため、とにかく美しさと品質の良さにこだわります。
どうして、数ある花卉のなかで、「胡蝶蘭」を選んだのか?
上記の様に企業トップの方々など社会的影響力のある層に愛されることで、ハンディキャップのある人達の労働環境などを向上させるためのPRにつながることも理由のひとつです。
また、収益性の難しい農業界の中でも、付加価値をつけて流通させることで、黒字化を目指せると判断したそうです。いいものを作り出すことで労働者としても「誇り」がもてることも大切です。ファンができて収益が確保できれば雇用処遇が確保できるということが大きな理由だということでした。
エクセレント
この胡蝶蘭のハウスの中にも様々な工夫がありました。
針金のテープ巻きなどを行う時に、巻く、チェックをする、仕訳けるを1度の作業でやることが困難な人もいます。そんな時は
まずは全部撒く(検査前におく)
撒き終わったら検品して合否を分ける。
不合格のものをやり直す。
と、作業を工程ごとにわけて行えるようにしています。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
とにかく、ここでは、作業は細分化。
問題が起きたら、行動を指摘するのではなく原因まで掘り下げて、改善のための工夫が徹底的に行われています。
そして、升岡さんのおっしゃる通り「適材適所」で分担。得意不得意、好き嫌い、集中時間、こだわりの強さ、時間的概念の違い、などなどその人に応じた作業の振り分けや、作業ペースが考えられています。
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/025.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
私、胡蝶蘭ってなんでこんなに高いんだろう・・・って思っていました。
(すみません、庶民感覚すぎて)
ですが、今回見学をさせていただき
これだけ手間をかけて、ひとつひとつ大切に育てられて、技術も必要で、流通だってとってもデリケート。
妥当な価格だと、すごく納得しました。
そして、改めて胡蝶蘭の美しさにうっとりしました。
(これだけの蘭に囲まれることないですよね!)
そんなポレポレファームで育てられている胡蝶蘭は
Planet's Hag Orchid
(プラネッツ・ハグ・オーキッド)
というブランド名で販売されています。
オーキッドとは蘭という意味(英語)
せっかくなので、今年の母の日などにもいかがでしょうか?
胡蝶蘭の花言葉は
「幸せが飛んでくる」
だそうです。
![デレデレ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/047.png)
■日時
:毎月第1火曜日17:30~18:45
げんき弁当の配布とパントリー
:毎月第3火曜日17:30~19:00
食堂スタイルの会食
■開催場所: 埼玉県入間郡三芳町藤久保817
(民家の庭にあるプレハブ)
■参加費 : こども無料(高校生まで)
大人300円
留守番している子、1人でごはんを食べている子、友だちとごはんを食べたい子、あたたかい食事をおなかいっぱい食べたい子、地域の人と話したい子。そして、子どもだけではなく、育児中のご家庭、高齢者のかたなど地域にお住まいの方はお気軽にご参加ください。団欒(だんらん)を通して地域のつながりを。食卓をかこんで笑顔の交流を。そんな地域のリビングを目指しています。
■ボランティアをやってみたい。
■食材など寄付できる。
■子ども食堂で子どもとご飯が食べたい。
■代表の飯塚と話してみたい 。
そんなあなたはコチラからご連絡ください
「NPO法人れでぃばーど」のLINEのお友だち登録をすると三芳おなかま子ども食堂の最新情報などが届きます。良かったらご登録ください。
=====================================
【2023年度助成情報】
一般社団法人ユニオン子ども支援機構助成
=====================================
【実績 2023年3月末 現在】
■三芳おなかま子ども食堂食支援
通算132回 15,021人
■おなかまプチパントリー(げんき弁当)
65回 8,175人
■三芳おなかまスマイル弁当(飲食店サポート)
3店舗によるご協力 支援対象者 216人
■お米支援
配布量1,490㎏ (2022年度)
■コロナ禍 ささえあいマスクプロジェクト(2022年度)
大人も子どもも大募集!!
【2023年度助成情報】
三芳町公募助成金令和4~6年度(2年目)
特定非営利活動法人法に則り、
宗教、政治活動など一切のかかわりはありません