昨日は蕾だったユリが、
予想通り咲きました。
ここは、
かしの木と梅の木の陰になっていて
木漏れ日が降り注ぐ場所です。
ユリにとっては、
いい環境なんだけど、
画像を撮るには、
私みたいなスマホ派には、
うまく撮れなくて
午前中は、
花殻切りやら
液肥を与えながら、
花の様子を見てました。
ポランティア・ショグラン
可愛らしい花なんですが、
蕾なんだか、
花後の花弁が落ちた花殻なんだか、
どうも分かりづらくて、
カットせずに観察中です。
なんせ
初めて迎えたもんで
サルビア・スパイヤーズブルー
咲き始めは、
ラベンダーに似てるでしょう。
それが、徐々に、
花穂が伸びて、
これで15cmぐらい。
最終的には、
あ、上がキレてますが
30cmぐらいまで伸びる
背高ノッポなサルビアです。
花色が色褪せてきたら、
カットします。
脇から新しい蕾が上がってくるのは、
他のサルビアと一緒です。
案外しっかりとした茎なんで、
背が伸びても、
支柱もいらず、
花壇にいいですよ。
ホスタの蕾も
伸びてきましたね。
品種かわからなくなってしまったんですが、
これ、株の成長がはやいですよ。
日のあたり具合で、
斑入りなのに、
全く斑が表れない年もあります。
来年は、
違う場所に植え替えてみるか…
と考えながら作業終了。
午後から
映画を観に行きました。
「終わった人」
定年退職後のサラリーマンの話です。
仕事なし、
趣味なし…
で、
生き甲斐を見つけるために
スポーツジムに行ったり、
カルチャースクールに行ったりして、
そこで、
新たな出会いがあり
再び職に就くのです。
なんと、社長やで
結果的には
会社を潰して
多額の負債を抱え込んでしまうんですが、
映画は、
前向きで
希望を持って次なる人生に向かっていく
ところで終わります。
主演の館ひろしさんが、
ジジ臭さを出しながらも、
やっぱ
スーツ姿がカッコいい
エリートサラリーマンを
魅せてくれますよ。
でもなあ、
定年退職後って、
そんなにつまらんかい
って、
世の中の人に尋ねたいわ。
私も30年
フルタイムで働いてきて、
定年待たずに早期退職しましたが、
暇やあ…とか、
退屈…とか
思ったことないし、
社会から置いてきぼりにされてる
なんて感じたことないわ。
時間を自由に使える解放感、
見たいもの
行きたいところへ行ける
楽しさで
いっぱいやん
辞める時に
同僚から
「辞めて、何するんよ❓
ガーデニングしたいって
そんなもん、
定年なってからでもできるやん。
仕事辞めるなんて
もったいない」
みたいなことを、何人もの人に
言われました。
仕事を辞めるのが、
もったいない？
なんで
って、反対に聞き返したかったね。
仕事イコール生き甲斐、
肩書きあってこそ、
自分が社会での存在意義が持てると
考える人は、
男女問わず、たくさんいらっしゃる。
てもね、
そういう考えだと
退職して
どこにも所属せず
何の肩書きも無くなると、
せっかく自由に何でもできるのに、
楽しめないやろね。
それこそ、
終わった人になった気がするんやろな。
自分の価値をさ、
どこそこに勤めてるとか、
役職が〜でみたいなものに、
頼ってないかい？
私は、むしろ
職種も肩書きも
なーんにも無くなって、
ただのおばちゃんになったけど、
仕事してる時よりも、
豊かに暮らしてるよ。
生活水準のことじゃないよ。
気持ちの落ち着きとか、
物の見方とか、
優しさみたいなことかな。
きっと
この映画の主人公も、
再就職後に、
気づいたんやろね。
仕事で成功を収めるだけが、
価値のあることじゃないって。
生き甲斐って、
もっとささやかなものでも
十分やと思うんやけどな。
今日は長くなりました。
最後まで
お読みくださり
ありがとうございます
