今日は、茶道の初稽古。
でも、その前に、
昨年から予約しておいた
うなぎ屋さんで、
社中の皆さんとランチです。
私は、少し早めに着いて、
店の周りを散策しました。
高砂市は
姫路市の東隣にある小さな市ですが、
史跡もあり、
古い町並みも残る長閑な所です。
が、
その中心街は、今はさびれて
商店街はシャッター通りです。
うなぎ屋、うな高さんのそばの
十輪寺
40年ほど前まで走っていた
高砂線のレール跡がありました。
高砂から加古川までを
ガタゴトと走ってましたね。
途中
加古川市の野口駅で、
一両編成の別府鉄道と合流して、
別府鉄道のお客さんを積みかえて、
あと一駅の
加古川駅まで走ります。
今じゃ高砂駅から加古川駅まで
自動車で20〜30分で行けますが、
マイカーが普及してなかった時代には、
貴重な公共乗り物だったんだと思います。
私は嫁いできて
高砂市民となりましたが、
生まれは加古川で、
別府鉄道には、
子供の頃何度も乗り、
野口で高砂線に乗り換えて
加古川の市街地へ出かけたものです。
別府鉄道も高砂線も廃線になって久しいので、
この小さな鉄道を知っている人は、
私たちより上の年代だろうと
思われます。
懐かしいなあ
そう思いながら振り返ってみると、
古ぼけた煙突が…
古い銭湯があったのですが、
もう廃業してるんだとばかり思ってたら
おや、おや?
煙突から煙が出てますよ。
(画像では、見えないか)
まだ営業してるんや
何だか、うれしくなるような、
応援したくなるような、
ちょっと、
ノスタルジックな気分にもなります。
そうよ、
今でこそシャッター通りだけど、
高砂市には、
伝統的なものを大切にする
気風は確かにあるのになあ。
こんな、しもた屋格子の家
高砂のあちこちにあるんよ。
ウチの周りにも何軒かあるし
そういうわが家だって
私が嫁いできた
30年程前は
しもた屋格子の家でした。
道路側に格子があり、
裏側に庭があるため、
車を止めるスペースがなく、
利便性優先で、建て替えてしまったので、
偉そうなことは言えませんがね
久しぶりに高砂の中心部を歩いて、
ちょっと懐古的になったかな。
では、また