ボストン美術館の至宝展 | マロウの徒然日記

マロウの徒然日記

ガーデニング記録を中心に、日々の暮らしをつれづれなるままに・・・


思わぬ大雪に、
難儀をされた皆さま、
お見舞い申し上げます。

ウチの次女も横浜にいるので、
夕べLINEで、様子を尋ねたら、
無事に帰宅していました。
ひとまず安心しましたが、
まだ、
寒波は日本列島を覆ってるとのことで、
油断なりませんね。


こちらは、雪は降ってませんが、
かなり風が冷たいですよ。


そんな中、
神戸市立博物館に行ってきました。

ボストン美術館の至宝展

{E03BD298-1606-4965-A91B-4D0D67F2CE51}

(パンフレット)



このボストン美術館って、
すっごい所蔵数ですね。

古代エジプトのツタンカーメンの時代から
現代までの作品を集めてるんでしょ。
しかも、世界中の。

今回
海を渡って来た作品も、
(中には里帰りしてきたのがあるけど)
エジプトの遺跡から発掘されたものから、
まだ作者存命中のものまでありましたが、
どういう基準で選ばれたのかな?

時代も、
国も、
作品の種類も、
これだけバラエティに富んだものを
一度に見る展覧会も
珍しいよね。




私が好きなのは、
というか、
お目当は、

江戸時代の奇才
曾我蕭白
(そがしょうはく)
「風仙図屏風」

{47834894-F8A1-4A8A-97D0-9AD8DF4C3A17}

(パンフレットを写したので、
うまく写りませんが…)

中国の故事を題材にしてると思うのですが、
突風に倒れた人も、
果敢に立ち向かう人も、
どこかユーモラスで、
ちょって漫画チック爆笑

彼の奇行も伝説に残っていて、
豪放な暮らし方と、
大胆な筆のタッチが、
いかにも奇才と呼ばれるに
相応しいでしょ。


この絵は、雑誌やカタログでは見たことがあるけど、
実物を見るのは初めて。

なんで、これが日本から流出しちゃったのかな?
里帰りの機会がないと見られないなんて、
残念やわショボーン



そして、
私の感性にぴったりと合うのは、
やっぱり
印象派と言われる時代の作品。
中でも、
風景画が一番、癒されます。

その時代の画家は、名の通った
ドガも
ルノアールも
モネの作品もありました。

{8E8BA183-6712-49E7-BB72-9F8160B73AA0}

(モネの睡蓮は有名だよね)
モネは、日本びいきだったようで、
ジヴェルニーの自分の屋敷に
日本庭園にあるような池を造り、
睡蓮を育ててたみたいですね。
晩年、白内障で見えづらくなった目で
絵筆を握って作品を描いたというのを
「ジヴェルニーの食卓」
という本で読みました。

モネの絵も好きなんですが、
やっぱり
好きなのは、
シスレーやピサロ
彼らが題材とする、
田舎の風景や丘を見ていると、
心安らぐんです。

これは、以前
印象派展を見た時に買った絵はがき

{3547CDA2-6393-4CD4-9CF4-662F6C262BEB}

シスレーの作品です。

こういう場所、
散歩したくなりませんか?



絵画に造詣が深いわけではないけれど、
やっぱり、
感性を揺さぶられるものに
出会えるのは、
気持ちが高揚して
いいよね。

バイバイ