初稽古 | マロウの徒然日記

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ガーデニング記録を中心に、日々の暮らしをつれづれなるままに・・・

茶道の稽古を始めることにして、つい先日初稽古に行ってきました。

お師匠さんは、かつての職場の先輩ということもあって、

遠慮なくいろいろ尋ねることができ、

無事初日を終えました。


30代、40代と子育てや仕事に忙しいときは、

全く興味も関心もなかったことが、

最近おもしろそうに見えてくるんです。

 

茶道もその一つで、

先輩方のお手前を拝見していると、

その振る舞い一つ一つが

無駄なく美しい動きを研究してきた賜物として形に残っていることに

納得できる節があるのです。


折しも今読んでいる本は、

『利休にたずねよ』という作品。

海老蔵さんが利休役で映画が上映されていましたね。

まだ、見てないのですが・・・。

その作品の中でも、茶を点てる場面は多く出てきますが、

何を持って『美』とするか、

その探求心とやらは、凡人に理解しにくいものもあります。


もともと・・・

茶道は武士のたしなみから産まれたもの。

荒々しい戦と落ち着いた茶道がどう結びついたのか、

そのあたりにも興味があります。

お師匠さん曰く

「お茶を長く深く続ける人は、たいてい歴史好きなんよ。

マロウちゃん、あんたもそうやろ?そんな風に見えるで」と。

そうか、女性のたしなみとして花嫁修業みたいに思ってきたのとは、

少々違ってるんだな。

まあ、どこまで入り込めるかわかりませんが、やってみましょう。


もう一つの茶道を始めた理由は・・・。

実は着物を着る機会が欲しくって・・・。

着付けを習い始めて約半年。

これも、きれいに着るには「慣れ」が必要。

お稽古の時間だけ着ていても決して上達しないのです。

もっと、手軽に短時間で着ることができて、着物を楽しみたいと思うようになりました。

そこで、当面お茶のお稽古にも着物を着ていくことにしました。

今回は、これ




パッチワークみたいな小紋です。





着物はほとんどが結婚時に用意してもらったもので、これもその一つ。

おそらく母が、この小紋に合わせてこの九寸の名古屋帯を選んでくれたのだと思う。

今の私には、ちょっと照れくさくなるようなかわいらしさ。

でも、もう着る機会が少ないと思うと、

少々派出でも着ちゃえ!

相変わらず、帯締めの結び方がヘタ(恥ずかしい~)。


上手に着られるようになったら、全身画像もUPできるんだろうけど、

今はまだまだ・・・。

それを目指して回数を重ねます。