本日は大安らしい。
私個人は、大安とか仏滅とか、全く意識しないのだけれど、
やはりまだ、結婚式はこの日を選ぶ方々もいらっしゃる。
長女はすでに結婚しているのだけれど、
このところ友人の結婚披露宴に招かれることが続いているようで、
今日は、中学時代の友人の披露宴に出席のために里帰り。
二着あるカクテルドレスは、すでに何度も着用したようなので、
今回は着物を勧めてみた。
実はこの着物は私のものです。
といっても、着た回数は3回程度。
何年も着る機会がないままに、年齢は重なって、
もはや、私の年では、ちょっと気恥ずかしいかな・・・。
一応、美容師さんは「お母さんも、まだ十分に着られますよ」
とは言ってくれたものの、
この着物は、もう娘に譲ろうと考えています。
さすがに、プロの着付けは見事です。
帯びもピシッと決まってる。
着物もさることながら、
この帯は、ずいぶんかわいらしい。
気に入って買ってもらった物だけど、どうあがいても、もう私には使えないな。
前の柄は、着物特有の古典的な絵柄で、地のうすいピンク色といい、
私よりは娘の方が似合いそう。
自分自身が着る回数が少なくて、惜しいような気持ちがしてたけれど、
娘がまた着てくれるなら、
それもまた、うれしい気がします。
着物がなくても、不都合なく暮らせる世の中だけれど、
こうして目の前に出してきて眺めたり、袖を通したりすると、
やはり『いいもの』なんです。
気持ちが晴れやかで、豊かで、そして凛とするもの。
着物にはそういう内面までも潤す力があるんですね。