オトナになるまで、

ウチは中流だと思ってましたが、

オトナになっていろんな人をみるにつけ、

かなり下流だと気がつきました。


だいたい私が進む道には

中の上、上の下、上の中みたいな人が多い。

(上の上は親子ともども

ケイオー幼稚舎からのエスカレーターとか、

同級生や同窓生が皇族あたりで

ランクを考えていただけると)


今まで生きてきてリアルで

私んちよりビンボーだなって思った人に

会ったことない。(ネット除。)


多分、生活保護世帯より生活自体は

貧しかったと思います。


でも、そういうことを感じなかったのは、

近くに図書館があり、

50円で入れる市民プールがあったし、


近所の買い物中毒のおばさんが

フリルいっぱいの服を買って、

やっぱり自分には似合わないって

私に何十枚もくれたから、

服も困ってなかったおかげです。

ただ、その頃からフリルは嫌いだったから、

嫌で嫌でたまりませんでしたけど。



そこからの、周りがみんな中の上、

上の下、上の中くらいに移ったから

我が家との違いにビックリしました。


それが「育ちのいい人をみて思うこと」

シリーズを書くきっかけになりました。


育ちのいい人を見て

最初は「ズルいー」って思っていた

私ですが、その発想こそ

育ちが悪い証拠。育ちのいい人は

そんなことカケラも考えないです。


彼らと接してめっちゃ勉強になったことは

いくつかあって、真似したら人生が

変わりましたんで、今日はそれを書きます。


イチバン勉強になったのは

金持ちケンカせず


ウチはなにぶんにもアル中、ヒステリー、

いじめられっ子と嫌われ者って

家族構成だから、

息するみたいにケンカしました。


でも、育ちのいい人って

家族が仲良いいし、


子どものできる

ところをちゃんとほめる。

できないところを何度も

バカにする父との違いに

愕然としました。


ケンカしないのは、

家族だけではなく、

ご近所や先生、

職場の人も同様。

口を開けば、ご近所の奥さんやパート先の

悪口を言っていた母との落差に

私はアゴが外れるくらいビビりました。


大学時代に教師のお子さんと

お友達だったんですが、

貧しい私を気遣い、いつもハンカチや

タオル、コマゴマしたものをくれた。

帰郷したらお土産を必ずもってきた。


ハンカチやタオルは

おウチにたくさんあるらしく、

先生であるご両親は

生徒さんからもらうらしい。


ハッ。

私、小中高の12年、

先生に何かものを

あげようという

発想すらなかった。

母に至っては授業を受けても

いないのに悪口しか言わなかった。



しかしですね、

世の中の人は、

うお心あれば水心を実践している。


だから、育ちのいい人は手土産を

こまめに持ってくる。


人はモノをくれる人を

邪険にできないから、

金持ちはケンカせずって

のが成立する。



これは私の人生で

めちゃくちゃ役立ちました。

その後、先生、エッセンシャルワーカー、

職場の人などなどには、

上げて差し支えなければ手土産、


差し支えがあれば丁寧なお礼を、

感謝の気持ちを伝えました。


これは、子どもたちにも

必ずやらせました。



結局、うお心あれば、水心。


母のケアマネさんには

毎回何か買っていった。

「困ります」って言われたけど


それでも、「親を見てくれる人を

無下にできません。

子どもの私ができないことを

してくださる方に

お礼も言わない人生は悲しいです。

私のためにどうか

受け取ってください」って毎回言った。



実は老健は入る前に面談、審査

前払い金振り込みがある。


しかし、仕事、息子の受験があり、

毎日ヘルパーさんと連絡して、と

マジで時間がないのに、


老健は陸の孤島みたいな 

アクセスの悪いところにある。


行った方がいいのか迷っているうちに

母はみるみる悪くなって

ツイに自宅でみれなくなり

私はどうしたらいいかわからず

途方にくれた。



そのとき

ケアマネさんがにっこり笑って

「香凜さん大丈夫よ。

何も心配しないで」って言ったんです。


その2〜3日後に老健の入院が決まり、

救急車がお迎えに来てくれました。

事前の説明では、介護タクシーで

来てくださいとも言われていた私は

まるで、夢を見ているようでした。


私はいまだにケアマネさんが

どういうことをしてくれたのか

わからないままです。



母と救急車に乗りながら、

いつもハンカチやタオル、

お土産をくれたお友達の顔が浮かんだ。


ハンカチやタオルやお菓子より

もっと大事なことを教えてくれたのに

お返しもせず、お礼も言ったか覚えてない。

自分はなんて愚かなんだろうって

救急車の中で揺られながら

ぼんやり考えていた。


そんなワケで、

私は自分が持ってく

手土産やおもたせのお返しは

全く気にしません。


でも、誰かが持ってきたものには、

必ずお返しをします。



人にお返しを期待せず

手土産を持っていくようになると、

絶対に誰ともケンカしなくなる。


見返りを求めて行動しなくなるから

それが人に伝わり、

人に嫌われなくなるんです。


天にも伝わるから、

運もよくなる。




息子も娘もそこだけは身につけたから、

ヤツらは友達はものすごく少ないものの、

班決めなどのときは

どこかが入れてくれた。


子どもたちはいろんな人に

ご迷惑をかけたけど、

誰かが必ずかばってくれたし、

助けてくれた。


彼らはマイノリティですが、

絶対にいじめられたり、

仲間外れにされることはないです。




金持ちケンカせずって

こういうことを言うんですね。


マジでこれは体得して

よかったって思います。


ここら辺が両親には

全くなかったから、

ビンボーだったんだろうって

今は思ってます。


育ちのいい人を見て

イチバン勉強になったことはコレです。


コレは体得すると

マジで運命が変わります。


変わった私が言うから間違いないです。


秘密勝手に大好評秘密


ビンボーだった私が育ちのいい人たちと

出会って気づいたことや、勉強に

なったことをアナタに

コッソリお伝えしたくて

書いてる「育ちのいい人に思うこと」

シリーズ。


私はいまだにお友達に感謝してるから

自分のブログは宣伝や

アフリエイトの類は

あんまり貼り付けないんですわ。

第一、あれ、ビンボーくさくない?



風船過去シリーズはコチラ

ひらめき電球育ちのいい人を見て思うこと

 

①名前は祝福

 

 

②人生イージーモード

https://ameblo.jp/lady-nikey/entry-12833739418.html