ママン精神科医の楽しいまいにち@ameblo。 -37ページ目

それよりも。

ブログネタ:ブランドは好き? 参加中
ブランド…、

今さらですがブランドって何なのでしょう?


恥ずかしながら、私はそういうものにとても疎いのです。

「ブランドもの」というか、いわゆる人気ブランドの製品ってひとつも持ってないかも。

少なくともルイヴィトン、プラダ、カルティエ、コーチ、フェンディ、ブルガリ、ティファニー、フェラガモ…「ブランド」と聞いて私が思いつくようなお店のものはまったくありません。


好きなメーカーやよく買いたくなるメーカーは何となく自分のなかでは決まってます。

ただ、そのメーカーの名前はどう考えてもマイナー(笑)。

世間で「ブランド」と呼んでいただけるメーカーかどうか甚だ疑問です。


でも。

自分が気に入って使うことができたり、持ってて幸せな気分になれたりしてるから、それでいいんじゃない? って私は思ってます。

たくさんのひとに人気があるからそのブランドのものを選ぶ、というより、知名度は低くても自分にとって満足度の高いものをこだわって探して見つけだして長く大切に使う…そんな選び方がしたいなぁ、って。

たとえまわりのひとから「何それ?」「知らなーい」と言われても(笑)、それを選んだ私は幸せ。
ひとに認めてもらうためにモノを選ぶわけじゃないし。


自分のことをよく知って自信を持って自分に合った選択ができる…モノ選びに限らず、そんなオトナになりたいな。

…変わり者と言われない程度に、ね(笑)。

そもそも…

ブログネタ:健康体重で長生きとモデル体型で短命ならどっち? 参加中
「モデルさんはあんなに細いのに元気でキレイじゃないですか。私も痩せてああいうモデル体型になりたいんです」

って診察室で話してくれる患者さん、意外と多いのです。

そう、摂食障害。
おもに拒食症と言われる患者さんです。



たしかに10代くらいの女の子たちにとって、モデルさんはとてもわかりやすい「憧れ」の対象。

ステキに服を着こなして、キレイなお肌に魅力的な表情。

最近はモデル出身の女優さんやタレントさんもたくさんいるし、ますます身近な憧れの存在になってきてる。



あんなふうにステキな女性になりたい!って気持ち、すごくよくわかります。なれるもんなら私もなりたい(笑)。


でも。

そもそも痩せたらみんなモデルさんみたいになれる…ってわけじゃないよね?


痩せたからって脚が長くなるわけでもないし、痩せたからって顔が小さくなるわけでもない(細い顔にはなるかもしれないけど)。


モデルさんになれるようなひとたちは、生まれつき体型に恵まれているのです。

誰もがモデルさんみたいになれるわけじゃない。
モデルさんになれるひととそうでないひとの間には、努力だけではどうすることもできない分厚い壁があるのです。


私自身もその壁のこっち側にいる(もちろんモデルさんはあちら側)のですけどね。
私が痩せたところで、モデル体型には絶対ならない。すっごく自信を持ってそう言えます(威張りすぎ)。

恵まれた体型に生まれついたごく一部のひとが努力してやっとなることのできるモデル。

大多数の普通の体型のひとは、モデルになる以外の道を模索して、そのための努力をしていかなくてはなりません。

きっと生まれついて向いてることや、生きていくなかでやりたいことや好きなことが見つかるはず。

それはモデルみたいなわかりやすいかっこよさのない、地味なものに思えるかもしれないけど。
花開くのはずっと先のことかもしれないけど。

でもきっといつかたどり着けるはず。


だから、育ち盛りの大事な身体を削ってまで無茶なダイエットをしてほしくない。

と、私は思います。

そんなのわかんない。

今クール観ているドラマ「Around40」。

設定があまりに身近なので、ついついフィクションということを忘れてしまいそう。

主人公の一挙手一投足に頷いたりはらはらしたりしながら観ています。


第2話のなかで、天海祐希さん演じる緒方先生が少し年配の男性とお見合いするシーンがあって。
そのとき、緒方先生が精神科医だと知った男性が怯えたようにこんなことを言うのです。

「だったら僕が今考えてることも全部お見通しですよね?」

そして本当はまだ再婚なんてできる心境じゃないってことを打ち明けるのですが。


精神科医に対する世間のイメージってこんな感じなのかも知れませんが、
精神科医だからといって相手の心が読めるわけではないんですよー。

そーゆーことは超能力者のかたや占い師さんにおまかせです。

患者さんが元気になったり自信を取り戻したりするのをお手伝いしたいと思っているけれど、それは別に心を読んで治療してるわけでもないし。

診察室ではしんどいことも嬉しかったことも、ちゃんと精神科医に話して教えてくださいね。

精神科医が一方的に何かオカルト的パワーを使って患者さんをよくすることなんてできないんですから。

黙って座っててもピタリと治ったりしないのです。

もちろん、患者さんが話しやすいような雰囲気を作ったり、答えやすいように尋ねたりするのは私たち精神科医の務めだと思ってます♪



…かく言う私も、学生の頃部活のOBで精神科の先生に会うときには「心を読まれるかも」なんてその先生と目線を合わせないようにしたことありました。

今考えると、ただの挙動不審ですよね(恥)。

質より量?

(お食事中のかたはどうか今読むのはやめておいてくださいね♪)











息子が通う保育園には、園と保護者のあいだでこどもの様子を報告し合うための連絡帳があります。

送り迎えのときはあんまり先生とゆっくり話せないことも多いけど、連絡帳があれば大事なことはちゃんと伝えられるし、園での様子を読むのも毎日すごく楽しみで。

ところで、この連絡帳は授乳・離乳食や睡眠のタイミングとか体温や排便の様子なんかも一目でわかるように記入できるようになってます。
離乳食は何をどれくらい食べたかを書く欄も、うんちの回数と性状を書く欄もあるのです。



そう、うんち。

家でうんちをしたとき、「性状」の欄に何て書けばいいのかかなり悩みます。
たぶん下痢や血便じゃなかったことがちゃんと伝わればいいんだろうな、と思うのですけど、どう表現したらいいものか…。

だから、園でうんちしたときに「性状」になんて書いてもらうのか、かなり注目してました。



そして。
先日とうとう園でうんちしてくれた息子!
やったぁ☆

で、問題の欄を見ると…、



【排便】
回数:1
性状:大量



…た、大量?



思わず吹き出してしまいました。

それ、性状じゃないし。
量ですよね?

いや、息子が元気にうんちをいっぱい出したのはすごく伝わったので嬉しかったのですが。

とにかく先生に強烈なインパクトを与えるような量だったんでしょうね。
やらかしてくれたなぁ、息子よ…。



当分、この「性状」欄を毎日楽しみにチェックせずにはいられません。

リアルですな…

ブログネタ:好きなテレビ番組は? 参加中
前クールの「エジソンの母」「だいすき」に引き続き、今クールも観てます、TBSドラマ。


そのタイトルは「Around40」。


天海祐希さん、松下由樹さん、大塚寧々さんの3人の女優さんがそれぞれ違った生き方をしている40歳前の女性を演じていますが、設定も演技も本当にリアルでドラマの世界観に一気に引き込まれました。


だいたい精神科女医が主役のドラマなんて、私に見逃せるはずがない(笑)。


いろんなリアルさにいちいち頷きながら楽しんでいますが、仕事的な目線では藤木直人さん演じる臨床心理士(岡村さん)が気になります。

患者さんの回復をみながら社会復帰を促すタイミング…難しいんですよね。

岡村さんの、回復を待ちすぎないスタイル、私は好きです。
でも、何かが自分のやりかたとは違うような…。
チームで足並みが揃っていないのはもちろんよろしくないのですが、それだけじゃない違和感が。


うまく言葉にできないなぁ。

また考えてみたいと思います!



…なんてドラマの本筋と違うところに注目してしまってますが、今後のストーリー展開もめちゃくちゃ楽しみです♪