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ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

McDonnell F-4K Phantom II RN

マクダネルダグラス F-4K ファントム FG Mk1

(scissors and Planes 1712) 

1:144スケール ペーパークラフト

 

イギリス機続きのペーパークラフト
今回はイギリスの純国産機ではなくアメリカ・マクダネルダグラスの全天候戦闘機
ファントムⅡの英軍仕様機です
 
ファントムは言わずと知れた傑作機、航空自衛隊を始め多くの国で運用され
総生産機数は5000機を超すベストセラー機
 
イギリスにおいては1960年代、シーヴィクセンを代替する艦上戦闘機の選定において
当時の国防政策に基づく大幅な予算削減によって、新たな戦闘機の開発はキャンセルされ
ファントムの導入が決まりました
 
国産機開発の道が絶たれたとはいえ、イギリスの各航空機メーカーの存続もまた重要な事
ファントムのイギリス仕様機の製造にあたっては約50%をイギリスで製造した部品を用いる仕様となり
特筆すべきはエンジンがロールスロイス・スペイ ターボファンエンジンへと変更されている点でした
これら仕様を盛り込んだファントムはマクダネルダグラス社のネーミングではF-4K型として製造され
イギリスではファントムFG Mk1として採用されます
 
こうして軍事費削減の結果採用されたファントムでしたが
軍事費削減の波は艦上戦闘機どころか空母その物に及び、空母の運用自体を大幅削減せざるを得なくなります
当時2隻存在してたイギリスの正規空母において、ファントムを運用するための改装の予算が許されたのは1隻分のみ
そしてその後、1970年代イギリスでは正規空母の退役によってイギリスでは通常の固定翼機を運用する
空母は消滅し、ファントムも空軍に運用が移管されました
 
と言う訳で超メジャー機ながらscissors and Planesシリーズの型紙では
作った事のなかったファントムです
 
ちなみにこのscissors and Planeのブリティッシュファントム
実のところ米軍のC型の色違いでブリティッシュファントム特有のエンジン違いによる
ノズル形状の違いやインテークの大型化などは再現されていないのでそこは大目に見て頂く事で…
 
機首部分は機関砲を装備していないショートノーズタイプ
胴体は中央部分に左右のインテークを取り付ける形
尾部、エンジンノズルの部分は胴体が円筒状に抉れていてちょっと難しい形
インテークを取り付けると見慣れたファントムらしい姿に
尾翼を取り付け
強めの下反角が付いた尾翼もファントムの特徴の一つですね
主翼も取り付け機体の外観がほぼ完成
パイロンを取り付け
着陸脚を付けて
ファントム完成です
採用国が多く派生型も塗装もバリエーションの多い機体なので
また別の機体も作ってみたいですね
 
 

愛知県豊橋市
豊橋総合動植物公園 のんほいパーク~自然史博物館~植物園
特別企画展「エイリアンプラント・バスターズ~侵略的外来植物対策展~」
2025年8月21日(木)

 

 

のんほいパーク後半、この日の来園目的の特別展からです

 

この日開催されていたのは「エイリアンプラント・バスターズ~侵略的外来植物対策展~」

昨今色々な所で見かけるようになった外来植物の対策にフォーカスした特別展示企画でした

 

きっかけと言うかこの展示を知った経緯は先日、平和公園に行ったときに

見掛けた池をびっしり覆っていたスイレン、気になって調べてみたら

やはり元来あった物ではなく誰かが捨てた園芸スイレンがあっという間に繁茂してしまったもの

ボランティアによる駆除活動等もあったようですが焼け石に水、水面を覆うスイレンによって

底まで日が当たらなくなった池は枯れたスイレンがヘドロとなって溜まり手も付けられない状況のようです

昨今色々な生命力の強い外来植物によってこのような状態になっている池や湖、水路は多いらしく

景観や生態系の問題だけでなく水門やポンプを詰まらせる、水田を覆いつくす等の経済的な影響も

バカにならないとか

 

とまぁそんな事をインターネットで調べているうちにこののんほいパークで

丁度その侵略的外来植物の駆除を行う機械の展示イベントがある、と見掛けたので

勉強がてらやってきました

 

展示室内には様々な外来植物に関するパネル展示と外来植物と戦う機械がずらり

どれも工事現場で見かける重機のような規模のモノ

ハスも綺麗ですが意図せぬところで増えてしまえば厄介者ですね

でたらめに増える水草…というとやはり最初に思い浮かぶホテイアオイ

そういえば以前に行った猪高緑地の池では水面をびっしりとホテイアオイが埋め尽くしていました

これは現在琵琶湖などで活躍中の機械だとか

特に強くアピールされていたのがオオバナミズキンバイという湿地植物

幸い(?)私はまだ見たことがありません、あるいは開花前では区別もつかないですが

茎や根の切れ端からでも容易に繁殖する高い生命力を持つとの事

見掛けたら即通報…と言う事で豊橋市や愛知県の報告サイトへの案内もありました

ちょうど館内に居た職員さんにもいろいろお話を聞くことができ勉強になる企画展でした

企画展を見終えてそのまま自然史博物館も見学

エントランスにはティラノサウルスとトリケラトプスの骨格模型

生命の誕生から新生代まで、結構な広さと多くの模型の展示があり

動植物園の中の一施設ながら単体の博物館としても十分見れるボリュームです

自然史博物館でしっかり涼んで再び外に

植物園エリアも軽く散策

モネの睡蓮を模した池に

綺麗なスイレンもひとたび管理を外れると…と先ほどの特別展を思いながら

動物(ペット)は勿論ですが植物もまた栽培するのなら責任感を持たないといけないですね

 

昔、家にあった園芸誌では花ゲリラなんて言って空き地や管理されてない人の庭に

生命力の強い花の種をばらまくのを推奨してたような記事も読んだ気がしますが

時代によって意識も変わるものです

植物園の屋外エリアを一周し温室へ

外の日差しが強いので温室の中の方が涼しかった位…なんて思いつつ

最後に折角なので展望台にも

ずいっとエレベーターで上に登り

草原の展示エリアが上から見え

ダチョウは木陰かな

下に降りて休憩所で軽い昼食、冷やしうどん

しっかり満喫したのんほいパークに別れを告げて

JRで帰宅しました

平日休みのお陰で動物園、企画展共に空いている状態で楽しむことが出来ました

外来種対策展は色々考えさせられる展示でした、一見地味なテーマながら割と身近な問題

色々考えるきっかけとなりそうです

 

 

 

愛知県豊橋市

豊橋総合動植物公園 のんほいパーク~動物園エリア

2025年8月21日(木)

 

平日の休暇を利用しての行楽、〆にちょっと遠出し豊橋ののんほいパークに行ってきました

 

まずは名鉄で豊橋まで、名古屋→豊橋は経路違いで名鉄本線とJR東海道線どちらでも移動可能

お急ぎなら新幹線もこだまなら止まります

同じ構内で名鉄とJRが発着する豊橋駅の駅名板は名鉄・JR両方のロゴ

のんほいパークへの最寄り駅までは豊橋駅から同じ構内、JR豊橋線に乗り換えて1駅

本線・豊橋線共に本数は多く名古屋からのアクセスは良好です

JR豊橋線二川駅に到着

のんほいパークまでは駅から500mほど歩き

のんほいパークに到着

因みに駅から来ると植物園側の東門が最寄

大きな駐車場があるメインゲートの中央門は園の反対側になります

市営なので入園料は600円とお手軽

40ヘクタールの広大な敷地に動物園・植物園・自然史博物館・遊園地を備える複合公園

先日のアクアトト同様、一般の平日なので大分空いてありがたく

因みにこの日のメインの目的は動物園ではなく

園内の自然史博物館で開催されていた特別展、屋内の特別展は

最後にゆっくり涼みながら見ればよいかとまずは動物園エリアを散策です

相変わらずの猛暑日、人間が歩くもの大変ですが屋外の動物たちも

大体日陰や水際でじっとしています

カバは頭だけ水面に、まぁカバは活発なときでも大体水中すごしてるので意外と動物園では

全身像を見れません

サーバルも日陰で寛ぎ

セグウェイガイドツアーのお客さん達、一度乗ってみたいんですよねコレ

アフリカエリアの広大な草原展示に

柵や金網の無い広々とした空間で生活する動物の姿が見れるエリア

ただし広すぎて肉眼では遠くにしか見えない位置に動物がいるので

双眼鏡かズームの効くカメラの利用がお勧め

ダチョウは東山だと柵檻の中なのでここでは自然らしい姿見れるのが良いですね

2m以上あるダチョウがノシノシ歩いてるのを見ると

鳥類が恐竜の子孫と言うのもなんとなく納得

シマウマもやってきて

日射しの下でゼブラ模様(当たり前)が鮮やかです

隣の草原エリアに行って

こちらはキリンと

レイヨウ類のエランド

アフリカエリアを他もぐるっと

シロサイは日陰でお休み

ライオンもまぁ休日のお父さん状態

涼し気な極地園に

円筒水槽で間近に見えるゴマフアザラシ

鯱のポーズ

アザラシには人間がどう見えているのだろう

人気者のレッサーパンダの飼育エリアへ

この暑さでは外に居ない…と思っていたら

タイミングよく屋外での給餌タイムに出会えました

こちらも日射しの下で赤茶の毛皮が鮮やかに輝き

二本足で手を使う仕草が可愛いですね

角度によっては割と凛々しい顔も

と言う訳でレッパン多めでお送りしました

給餌タイムが終わったらさっさとお帰りでした

バードエリアへ行き屋外展示のフクロウ類

すぐにそっぽを向けられてしまいます

夜道であったら怖そうなメンフクロウ

やっぱり日陰でとろけてるオランウータン

大池に面するアジアゾウ園へ

東山動物園のゾウ舎も趣向が凝らされた物ですが

のんほいパークのゾウ舎は広さが特徴でしょうか

ゾウが泳ぎ回れる池は東山にはない特徴

ザブザブと豪快に水中を進みます

鼻を使って器用に砂浴び

活き活きした姿が見れました

樽の中を探るゾウ

人間なんて精々鼻の穴の開き具合をわずかに調整できるだけだと思うと

ゾウの鼻の動きは中々不思議な物です

と言う訳で動物エリアを大まかに一周できました

すっかり汗もかいたのでここからは屋内展示

メインの目的、自然史博物館で開催の特別展

「侵略的外来植物対策展」へ、と言う所でまずは一区切りです

のんほいパークも久しぶりに来ましたがやはり細かいケージで多種を飼育・展示するのとは異なる

広々とした空間を利用した展示は見ごたえがありますね、季節がら活発でない動物も多かったので

こちらはまた別の季節に来てみたい所です