ladder-23のペーパークラフトとか日記 -10ページ目

ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

金曜ロードショー ノンスケール 組み立て式プラキット

メーカー:スタジオ 秋東[Syuto]

 

息抜きに衝動買いしたプラモデルを作成

金曜ロードショーのプラモデルです

 

字面だけだと何言ってるか判らない感じですが

キットの方は一目瞭然な(一定の年齢層には)お馴染み、

金曜ロードショーのオープニング映像で映るボート小屋?です

夕日のバックボードにキットの方も逆光のシルエットをイメージした黒一色のモデル

 

建物の方は内部の構造や壁面の素材表現もなくシルエットに特化した表現になっています

人物は全高3cmほど、帽子や服の皺なども造型されていて中々リアルです

 

 

バックボードは紙に印刷された物、ハガキを二回りほど大きくしたサイズ

あの曲が聞こえてきそう、因みに今更知りましたがあの曲「Friday Night Fantasy」と言う曲名のようです

バックボードはPP保護とかもされていないのでちょっと長期展示時の耐久性や反りが心配な感じもあり

別売りで発光ギミック付きのアクリルパネルとか出たら面白そうです

 

 

お馴染みのフレーズをあしらったパッケージ

A4サイズですが薄い箱です

 

先述どおりランナーは黒一色

質感は割とツヤがありウェルドラインも結構出ていたので

今回はこの後で缶スプレーのつや消し黒を吹いています

 

キットとしては要接着でアンダーゲート等にもなっていない

普通(スナップフィットに慣れてる方には面倒な)のプラモデル

部品数は少なく嵌め合いも良いので製作自体は簡単ですね

 

自分は簡単に缶スプレーを吹いただけですが

シルエット感に拘ってもっと明度の低い黒塗料を選んだり

あるいは逆に普通の建物として彩色したり…なんて工夫も面白そうです

 

とまぁ息抜きの面白プラモでした

 

 

 

 

Supermarine Scimitar F.1

イギリス海軍 艦上戦闘攻撃機 スーパーマリン シミター

(scissors and Planes 4709) 1:144

 

イギリスの初期のジェット機で続けているここ最近

前回のホーカー シーホークに続いてその後継機のスーパーマリン シミターを作成しました

前々任のアタッカーと前任のシーホークと並べて

保守的なデザインだったシーホークから進化して

後退翼を備え、エリアルール(胴体のくびれ)も採用した近代的なデザイン

エンジンも双発となり、戦闘のみならず地上攻撃や偵察も想定した戦闘攻撃機として

完成しました

 

シミター(曲刀)の名前が体を表しているような緩やかな曲線で構成された優美な機体

限定的ながらイギリスの艦上機としては初めて音速を超え

核兵器の搭載が可能と言う面でも初めての艦上機です

 

一方で攻撃機としては本格的な低空進入能力をもつ艦上攻撃機・ブラックバーン バッカニアが

同時期に順調に完成間近で控えており、戦闘機としても諸般の事情から海軍での採用が決まった

全天候戦闘機・デハビランド シーヴィクセンが配備を待つ状態

中途半端な戦闘攻撃機シミターはそれらの配備までの繋ぎに過ぎずその生産数は90機に満ちませんでした

 

第二次大戦中、名機スピットファイアをもってイギリスの空を救った

スーパーマリンのブランドですが戦後の技術革新と軍縮の流れの中かつての勢いを失い

他の多くの(そして同様に疲弊した)イギリスの航空機メーカーと合併

合併企業 ブリティッシュ・エアクラフト・コーポレーション(BAC)へと名前を変えます

シミターはそんなスーパーマリンの社名を冠する最後の戦闘機でした

 

 

型紙はお馴染みscissors and Planes

丸く開口したサイドインテークを備えた機首は

同社のアタッカー譲りでしょうか

インテーク部の機首側、切り欠きのある部分は丸めてから切り欠き部分を

切り取るのが安定ですね

切り欠きにインテーク側の部品を差し込んで機首の形に

くびれのあるボディ

なだらかに左右のノズルとテイルブームへと形が変わっていく後半部

ここは形が上手く整えられなかったので

次回作ることがあったら組み立て順とかを見直したい所ですね

尾翼を取り付け

主翼はいつも通りに針金で補強

士の字になりました

着陸脚を作って

シミター完成です

ノズル周りがちょっと難しかったモデルです

機会があったら別のバリエーション機などで再挑戦してみたいですね

 

 

 

 

 

 

名古屋市港区

名古屋港ガーデンふ頭 海で働く船 船内見学会

2025年8月5日

 

夏らしく海のイベントも多いシーズンです

前の週では海自の訓練支援艦「くろべ」を見学しに行った

名古屋港で再び船関係のイベントがあったので行ってきました

 

午前の名古屋港、相変わらずの猛暑日です

この日のイベントは海で働く船 船内見学会、ということで

ガーデンふ頭には浚渫船「清龍丸」と

グラブ船「第381良成丸」が停泊、一般公開を行っていました

まずはグラブ船の方へ

船、と言うよりは巨大クレーンを搭載した艀のような姿

ある意味護衛艦とかよりも見学の機会が少ない船内へ

クレーンも目を惹きますが、作業中の船体固定用の巨大な杭も普通の船では見ない設備

人が多いですがブリッジも船の指揮所というよりは工事現場の事務所といった雰囲気

船室フロア、マッサージチェアが生活感を感じます

船橋を出て再び甲板に

クレーンのターレットにぶら下がってる梯子を上り

クレーン内部に、こちらもこれだけ大きいと機械の内部と言うより一つの建物

クレーンのオペレーター室を見学し

クレーンを下りてターレットの足元に

戦艦…までは行かなくても巡洋艦の主砲塔くらいの大きさはあるでしょうか

グラブ船の見学を終えて

浚渫船・清龍丸へ

こちらは伸ばしたホースで港内の海底に溜まった泥を回収する浚渫船なので

グラブ船に比べるとスマートな姿

赤いのはタンカー事故等で油が流出した際の回収装置

どっしり構えてクレーン作業を行うグラブ船に対して

港内を航行しながら泥を攫う浚渫船、船橋の様子も大分異なります

ブリッジから見下ろす船首部分

回収した泥を貯めるプールになっています

ブリッジの上甲板へ、なかなか高い

後部にはヘリパッド

船長室

前甲板に出て

先ほど見下ろした蓄積槽

ぐるっと一回りして見学終了

タイミングよくグラブ作業の実演展示も見れました

流石に泥は浚わずに海水を掴むのみですが

一掴みでもなかなか凄い量の海水、一体どれくらいの重さでしょうか

大迫力の実演でした

こういった作業船も海自や海上保安庁の船とはまた違った魅力がありますね

埠頭に降りると相変わらずの強い日差し

フードコートでスガキヤの冷やし中華を食べて引き揚げました